5月中旬にリークされジャーナリズムの世界を震撼させ大きな話題になった、ニューヨークタイムズのイノベーションレポート(全96ページ)。先日ある勉強会で要約をレポートさせていただく機会があり、全文を読み込み重要と思われるような箇所をスライドにまとめてみました。勉強会主催者の方の許可を得た上で、使用したスライドを共有させていただきますね。
レポートを読みながら登場するNYT含む各メディア企業の取組、CEO、スター記者・編集者の率直なコメント、デジタル・ジャーナリズムの未来像の姿が伝わってきて純粋に刺激的な内容でした。また、サイト・リニューアルや有料購読者の順調な増加、NYT Nowなどのアプリのリリースなど、デジタル化に着実に対応していると思っていたニューヨークタイムズが、社内の精鋭部隊から「危機感が足りない」という強いメッセージと併せ、具体的な改善策を突きつけられている姿は正直驚きでした。過去150年培われた新聞紙面の一面(”Page One”)至上主義は、組織文化・価値観の深いところに根ざしている様子で、過去数年で急速に影響力を増しているデジタル・ファーストなニュースメディア(バズフィード、ハフィントン・ポストなど)の取組みに対し謙虚さを持って学びつつ、イノベーションを加速させなければいけない、という強い意思が感じられるものでした。
ぜひレポート要約をご覧になる前に、新聞業界が危機に瀕していた2010年から2011年の1年間、ニューヨークタイムズでの密着取材を元に作成されたドキュメンタリー映画「Page One: Inside the New York Times」の予告編をご覧ください(日本語字幕版はないですがDVD購入などで閲覧可能です)。伝統的メディアからデジタル時代に移行する中での葛藤・試行錯誤が丁寧に描かれています。
なお、来週7/29にはニューヨークタイムズの第2四半期の決算発表が行われるとのこと。デジタル改革への進捗の様子を垣間みることが出来そうです。
市川裕康
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[…] 2015年4月20日 先日ある勉強会で要約をレポートさせていただく機会があり、全文を読み込み重要と思われるような箇所をスライドにまとめてみました。 勉強会主催者の方の許可を得た上で、使用したスライドを共有させていただきます。 また、サイト・リニューアルや有料購読者の順調な増加、NYT Nowなどのアプリのリリースなど、デジタル化に着実に対応していると思っていたニューヨークタイムズが、社内の精鋭部隊から「危機感が足りない」という強いメッセージと併せ、具体的な改善策を突きつけられている姿は正直驚きでした。 過去150年培われた新聞紙面の一面(”Page One”)至上主義は、組織文化・価値観の深いところに根ざしている様子で、過去数年で急速に影響力を増しているデジタル・ファーストなニュースメディア(バズフィード、ハフィントン・ポストなど)の取組みに対し謙虚さを持って学びつつ、イノベーションを加速させなければいけない、という強い意思が感じられるものでした。 [紹介元] ニューヨークタイムズ改革内部文書に込められている「PageOne至上主義」か… […]