今一度注目しておきたいキュレーション・サービス、スクープイット(Scoop.it)
オンライン・メディアでどのようにコンテンツが消費され、シェアされるかを考えている中で地味ながら折に触れて思い出すサービスがあります。その名は「スクープイット(Scoop.it)」。日本ではほとんど使われてないと思われるものの、あるテーマ・トピックに情熱を持った個人や組織が使うプラットフォームサービスとしてはとても可能性があると思うのでメモ書きレベルで備忘録を残しておきますね。
その背景としてはニッチなサービスとして2年前に始まったサービスが昨年7月には260万ドル(約2億6000万円)の資金調達に成功、9月にはiPad版をリリース、11月には2周年を迎え延べサイト訪問者数が延べ1億人達成、そして今年4月には利用者数100万人達成、企業内ナレッジマネージメントサービスの提供開始・・・・と本当に地味ながらも玄人タイプのユーザーの評価がじわじわと高まっている印象です。
まずは2年前に記事としてまとめたものがあるので概要をこちらでご覧ください。
誰もが編集者になれる時代~新しいキュレーション・サービス、「Scoop.it」(スクープイット)が一般公開へ| ソーシャルビジネス最前線 | 現代ビジネス [講談社] (2011年12月1日)
<以下当時の記事より引用>
このサービスの特徴は、自分が興味・情熱を持っているトピックを選び、無料で登録をしておくだけで、自動的にそのトピックやキーワードに関連する良質なコンテンツがシステム内で検索され、その中で重要と思えるものだけを選ぶことを可能にしている点です。さらに、コメントを添えて投稿し、その投稿を独自のオンライン・マガジンのように出版することが出来る点です。
ツイッターやFacebookのように他の様々なフロー情報のひとつとして共有し、すぐに埋没させてしまうのではなく、利用者が選び抜いたトピックに関し、一覧性のあるビジュアルな画面にストック情報としてまとめられる点が斬新です。
ただ、今日、世の中の事象が今までの常識を覆すようなスピードで進化をし、多様な分野に国境すら越えて広がっていった際、個人があるトピックに対して抱く「興味」「情熱」、そこから生まれる知識、知見、その世界観は、その分野に限って言えば、プロ編集者顔負けのレベルに達することもあり得るのではないかと思います。
とはいえ、Scoop.itのユーザーは定期的にオリジナルのブログを書くレベルまでコミットすることを志向せず、Twitterとブログの間にある「手軽さ」を好むユーザーがターゲットのようです。オリジナルでコンテンツを創造しなくとも、特化したトピックに対する「情報収集力」と「目利き力」でどこまでの「メディア」が今後つくられていくことになるのか、注目してみたいと思います。
<サービス紹介の動画>
自分としても改めて活用してみたいと思ってます。まずは「Future of Media and Journalism」というテーマでこつこつ気になる記事をピックアップしてみたいと思ってます。よかったら是非お付き合いください:)
おまけ)今朝偶然目にした以下の記事を読みながら移ろいやすいニュースの消費スタイル・プラットフォームの(ブログ、Twitter、Facebook、メルマガ)についていろいろと考えさせられました。
堅めのメディアの流入はFacebookではなくNewsPicksが主流になる?
特に面白かったのはNewsPicksアプリの中では大量のコメントとともに多くの人に読まれているこの記事がツイッター、Facebookでは比較にならないくらいシェアされてない点でした。コメント&シェアによる熱量の高いコミュニティにより質の高いコンテンツが広く読まれるプラットフォームとしてはとても魅力的と思います。ただ、NewsPickの中で話題になるコンテンツがどのように提供されているのか、まだ十分に理解できてないです。そんな経緯もあって、情熱を持った数多くのユーザーがテーマ毎にコメント添えてコンテンツを選び抜くコミュニティとしてのScoop.itに少し可能性を感じた次第です:)みなさん、どうお考えですか?
市川裕康
email|Twitter (SocialCompany)|Linkedin|Facebook Page|メルマガ(近日再開予定)

[…] 2015年4月30日 さらに、コメントを添えて投稿し、その投稿を独自のオンライン・マガジンのように出版することが出来る点です。 よかったら是非お付き合いください:)特に面白かったのはNewsPicksアプリの中では大量のコメントとともに多くの人に読まれているこの記事がツイッター、Facebookでは比較にならないくらいシェアされてない点でした。 コメント&シェアによる熱量の高いコミュニティにより質の高いコンテンツが広く読まれるプラットフォームとしてはとても魅力的と思います。 そんな経緯もあって、情熱を持った数多くのユーザーがテーマ毎にコメント添えてコンテンツを選び抜くコミュニティとしてのScoop.itに少し可能性を感じた次第です:)みなさん、どうお考えですか? [引用元] 今一度注目しておきたいキュレーション・サービス、スクープイット(Scoo… […]