翻訳書籍を出版させて頂きました~『魂を売らずに成功する』(2/24発売予定)

2010 年 2 月 4 日 コメント 11 件

久しぶりのブログ投稿、かつ初めての翻訳書籍がようやく予約開始になったということで緊張気味ですが、以下のタイトル・概要で今週からアマゾン等でオンライン予約が開始しました!というお知らせをさせて頂きますね。

『魂を売らずに成功する~伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52』
Rules of Thumb: 52 Truths for Winning at Business Without Losing Your Self
著者:アラン・M・ウェバー / 訳者: 市川 裕康
単行本(ソフトカバー): 264ページ
出版社: 英治出版 (2010/2/24発売予定)
価格 :1,600円+税 

あくまで一訳者ではありますが、本当に沢山の方々のご支援・協力がなければこうして形になることはなかったわけで、まずは英治出版の原田社長、プロデューサー高野さん、編集担当頂いた杉崎さん、デザイナー中川さん、翻訳協力頂いた皆様にお礼を申し上げます。貴重な機会を本当に有難うございました!
まだ作業は終わった訳ではなく、むしろこれから本の魅力を伝えつつ、沢山の方に実際に読んで頂くための努力というところが肝心ですが:-)、ご報告ができたこと、嬉しく思っております。

このブログを過去にご覧になって頂いた方はご存じかもしれませんが、この本の著者アラン・ウェバーさんは、『ファスト・カンパニー』という雑誌の創刊編集長で、私自身が創刊以来14年間購読していて、バックナンバーもほぼ全て保存している程愛読している雑誌の生みの親なのです。そう、「社会起業家的な新しい働き方」というアイディアを1990年代後半に知るきっかけになり、そしてこのブログのドメインである「SocialCompany.org」も「FastCompany.com」を真似て2000年に思いつきで取得した程、大きな大きな影響受けた方なのです。

クーリエ最新号にはこんな形でファストカンパニーが紹介されています。

『FAST COMPANY (ファスト・カンパニー)
米国ビジネス界の今は、この1 冊でわかる!
米国で年10回発行されているビジネス誌。73万部発行。1995年、ビジネス誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」の元編集長アラン・ウェバーとビル・テイラーの2 人が創刊した。おもにイノベーションやデジタルメディア、経営マネジメントなどの分野の最新事情を網羅。毎号、新規ビジネスモデルやトレンドの商品、サービス、人物に焦点を当てている。権威ある広告専門誌「アドバタイジング・エイジ」は、「ビジネス誌をひとつ選ぶなら、ファスト・カンパニー」と最大限の賛辞を送っている。表紙は毎号、話題の人物を起用。誌面のデザインも洗練されている。最新号の表紙は、「ツイッター」を使ってハリウッドを変えようとするビジネススキームが話題の俳優、アシュトン・カッチャーを起用している。』

今回は特別に著者と訳者の「はじめに」の部分を英治出版さんのHPから事前にダウンロードして頂くことが可能です。特にアランさんの「はじめに」を是非ご覧ください。訳者の分はこちらです。

本の内容、おススメ・ポイント等はこれから少しずつ特別に開設した「@52Rules」というツイッター・アカウントで編集部と私(@socialcompany)で情報発信していくつもりなので、ご興味ある方は是非この機会に「@52Rules」をフォローしてみてください。52のルールをこれから毎日一つずつ、コメントをつけて発信していく予定です!

また、実は著者の願いでもあるのですが、読者の方がそれぞれ「!」、「A-Ha!」、「これだ!」と感じて書き留めたくなるような経験則~著者は53番目のルールと呼んでいますが~を是非ハッシュタグ「#52Rules」を添えてツイートしてみてください。このささやかな本1冊を通じて、「新しい会話・対話」が生まれ、それぞれの新しいビジネス、生き方、キャリアの何らかのきっかけが生まれれば、本当に嬉しく思います。

ちなみに、本日初日に配信したツイートはこちらです。

『最初のルールをご紹介!【ルール#1】「ピンチのときこそ、リラックス」-困難な状況にある時こそ、笑顔でその場を楽しむことを忘れずに!/著者がドイツの元首相にインタビューしたときのエピソードから得たルール。同じように取材する立場として、とても共感します(編)』 @52Rulesより

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社会起業「業界」過去10年間の10大イベント by Change.org

2009 年 12 月 29 日 コメントはありません

社会起業業界過去10年間の10大イベント by Change.org
by Nathaniel Whittemore

2009年も残すところあと2日余り、いろいろと振り返ることも多いですが、以下の記事、過去10年を振り返る、という点で非常に興味深かったので、要旨のみ簡単に訳してみました。「新しい働き方のスタイル」というテーマで不定期更新のこのブログですが、いつも読んでくださっている方、初めて目にしていただいた方含め、有難うございます。

来年はTwitterを始め、Facebook、Youtbe、Ustream等のソーシャルメディアツールの影響力がますます大きくなり、このブログ、メルマガ、そしてツイッターも試行錯誤で進めていくことになりますが、どうぞお付き合いいただければ幸いです:-)

では、以下はこの夏サンフランシスコで出会ったナサニエルさん(change.org ライター)の独断で選んだ社会起業家「業界」の過去10年を振り返ったベスト10リストです。日本国内でも「社会起業家」という言葉、働き方含め、マスコミ等でも非常に話題になった一年でしたが、来年は更に発展させていきたいですね。目の前のことからひとつひとつ、役割果たしていきましょう♪

【10】ホワイトハウスでの「オフィス・オブ・ソーシャルイノベーション」設立 (April 2009)
5000万ドル(約45億円)の予算を確保した上で「ソーシャル・イノベーション・ファンド」が設立され、2010年以降、社会問題を解決するための団体に対して助成が行われることになっている。

【9】スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー創刊 (Spring 2003)
2000年代において多くの大学、MBAプログラムで「社会起業家」を扱うプログラムが創設されたが、その中でスタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー(SSIR)の創刊は代表的なものといえる。

【8】ソーシャルイノベーターの会議、「Pop!Tech」 (2003) や「TED」 (June 2006)の無料動画提供開始
「社会起業家」という言葉に含まれる要素が多様化し、定義があいまいになるなかで、「Pop!Tech」 や「TED」のような会議には、アート、科学、宗教等、分野を超えたイノベーターが集う会議として以前から一部の人には知られている会議だった。 世界トップレベルの社会イノベーターによるプレゼンテーションをインターネット上での無料閲覧を可能にしたことで、インスピレーションが何千万人という人に広がり、その効果は計り知れない。

【7】ユニリーバ社による「Ben & Jerry’s」買収 (April 2000)、キャドバリー社のフェアトレードへのシフト (March 2009)
ユニリーバ社の「Ben & Jerry’s」買収時に約束された、「社会貢献的な要素を維持する」ことは残念ながら実現されなかったが、その後、キャドバリー社が世界的なチョコレートブランドとして初めてのフェアトレード認証チョコレートの市場導入を発表。クラフト社によるキャドバリー買収が話題になる中、社会的企業へのエグジットという道が今後どうなるか、業界の今後を占う上でも重要なテーマになるだろう。

【6】iPhone登場 (June 2007)
アップル、そしてソーシャルメディア等に関しどう思うかは議論の余地はあるものの、iPhoneは個人の所有する電子デバイスとしてとてもパワフルなものであることは疑いない。現代版スイス・アーミーナイフとして、10万以上のアプリケーションが利用可能で、手のひらのデバイスを通じて情報を探したり、アフリカの難民支援のための活動までもが可能だ。またiphoneを通じてコミュニケーションの取り方が発展し、集合知、そして集団的な活動が促進されることは間違いなく。こうした動きはまだ始りに過ぎない。

【5】ティーチ・フォー・アメリカが人気就職先トップランクに (May 2009)
昨年、3万人以上のトップスクール卒の大学生を選考で落とし、全アイビーリーグ卒業生の11%(イェール大の16%含む)からの応募を受け付け、ブラウン大学、ジョージタウン大学、シカゴ大学等含む10数校の有名大卒業生の最も多い雇用主だった団体は・・・・・ゴールドマン・サックスでもマッキンゼーでもなく、教育系NPO「ティーチ・フォー・アメリカ(TFA)」だった。TFAはまだ完璧ではなく、改善すべき点はあるものの、次世代のリーダーをこの分野で育成するという目標において、大きな規模、スケール感を持って成功を収めた事例のひとつといえる。

【4】リーマン・ブラザーズの破綻 (September 2008) 、ソーシャル・キャピタルマーケットカンファレンス(SOCAP)開催 (October 2008)

未曾有の世界的経済危機の象徴としてのリーマン・ブラザーズ破綻の直後に開催され、今年2度目の開催を見たソーシャル・キャピタルマーケットカンファレンス(SOCAP)は、金融機関を含む民間企業、多くの起業家、社会起業家の参加を見て、セクター間の融合を実現、資本主義の在り方を問う貴重な場所を提供した。

【3】ムハマド・ユヌス氏(グラミンバンク)のノーベル平和賞受賞 (October 2006) 、kiva.org創設 (March 2005)
どの業界にも輝ける象徴的なヒーローが必要なように、ムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞したことは多くの人にとって「社会起業家」という言葉を知らしめるきっかけとなり、「ソーシャルビジネス」という言葉も広く知られるようになった。また、ユヌス氏に触発され、彼のの功績を更に広く知らしめたものとして、インターネットを利用して途上国の起業家への融資を可能にしたkiva.orgがある。kivaは既に1億ドル(約90億円)を超える規模の融資を実現し、同時に「Vittana」, 「Samasource」, 「Change.org」等に代表されるような、オンラインを利用した社会変革のプラットフォームの登場に道を切り開いた。

【2】デービッド・ボーンスティン「”How To Change The World”(邦題:「世界を変える人たち」)」出版 (February 2004)
社会起業家を題材にした書籍は数多くあるものの、アメリカの大学生、若い世代の多くがこの本を通じて「社会起業家」という働き方に興味を持ったといえる。あらゆるムーブメントがメインストリームに移行する際書籍が必要なように、この本の果たした、そしてこれから果たす役割は大きいといえる。

【1】eBay によるIPO (September 1998)
投資情報専門誌「バロンズ」において、先日発表された篤志家(フィランソロフィスト)ランキングの1位、2位に選ばれたのは、ピエール・オメディア氏(eBay創業者)、ジェフ・スコール氏(eBay最初の従業員)だった。オンライン・オークションサイト大手としてeBayのIPOを1998年に果たした際、彼らが得た巨額の上場益を社会起業家的な業界の礎を築くために多くの投資をした貢献は非常に大きいものがある。10億ドル(約900億円)以上をつぎ込んで設立したスコール財団は、スコール・ワールド・フォーラム等、社会起業家支援のための様々な試みを行い、また気候変動問題に警鐘を鳴らしたアル・ゴア元副大統領の「不都合な真実」等の社会的な映画製作を行う会社、「パーティシパント・メディア」もスコール氏の支援により設立された。

なお、補足として社会起業家中間支援組織としての「アショカ」、「エコーイング・グリーン」も挙げられる。特定の大きな出来事・イベントはないものの、すべての人がチェンジメーカーである、と謳い業界の声として世界中の社会起業家を支援してきた「アショカ」、そして多くの若手社会起業家、イノベーターに投資を行っている「エコーイング・グリーン」は80年代から重要な役割を果たし、21世紀においても欠かせない役割を果たすことが期待されている。

更に補足として「chronology of social enterprise」というPDFにまとめられた資料にはより包括的な社会起業業界の歩みが記されているので、興味のある方はご参照ください。

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【お知らせ】:東京財団主催フォーラム (1/15)、ロザンヌ・ハガティさん (コモングラウンド創設者・代表)を迎えてのフォーラム

2009 年 12 月 15 日 コメントはありません

東京財団の方からご連絡をいただいた以下のイベント、告知協力させて頂きます。

米国のホームレス支援NPO「コモングラウンド」、そして創設者のロザンヌ・ハガティさんは以前に私のプロフィールブログでも過去に少し触れましたが、自分にとって大きな原体験を与えてくれた、先端的な社会起業家的な取り組みを過去20年近くに渡って実践している組織、人です。

今回は東京財団主催、ジャパン・ソサエティー共催でフォーラムをされるそうです。社会起業家的な働き方・生き方、ホームレス支援、地域再生、リーダーシップ、非営利団体のマネジメント等に興味・関心のある方はぜひご参加くださいませ。

Rosanne Haggerty
[写真:from ABC]

・コモングラウンドホームページ(日本語)
http://www.commonground.org/Japanese/
・米ABCで放映された約13分の紹介動画
http://www.youtube.com/watch?v=D_RqCsUp37A
・『ソシアレ』過去投稿~「コモン・グラウンド、ロザンヌ・ハガティ氏に関して、補足」
http://bit.ly/7YTJRl

【以下東京財団ホームページより~】
★詳細・お申し込みはこちら
http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=142
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第31回 東京財団フォーラム
「都市における地区再生とは-日米の事例から」
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【日時】2010年1月15日(金)18:30~20:30
【場所】日本財団ビル2階 会議室(港区赤坂1-2-2)
【テーマ】「都市における地区再生とは-日米の事例から」
【講師】ロザンヌ・ハガティ(コモングラウンド創設者・代表)※逐次通訳付
【モデレーター】岡部友彦(コトラボ合同会社代表)
【参加費】無料 (事前のお申し込みが必要です)
【共催】ジャパン・ソサエティー

人口が流入し政治や経済も活発な大都市の中には、貧困や老朽化などにより、周りの発展から取り残され荒廃する地区ができています。都会の中を行き交う人々も避けて通るこうした地区を、どのように再生させ、活気ある都市の中に再び組み入れていくか――。

来年1月の東京財団フォーラムは、都市における地区再生の問題を取り上げ、日米の事例をもとに議論します。

米国の非営利団体コモングラウンドは、経営破綻で老朽化が進み、ホームレスや麻薬中毒者の溜まり場となっていたニューヨークの「タイムズ・スクエア・ホテル」を再生し、ホームレスに住居と自立支援を提供してこの地区を復活させました。全米各都市やオーストラリアにも広がりを見せる彼らの手法とその取り組みについて、同団体の創設者で代表のロザンヌ・ハガティ氏に語っていただきます。

一方、日本からは横浜市の寿町地区で日雇労働者向けの簡易宿泊所をバックパッカーなどの旅行者向けにゲストハウスとして活用する「ヨコハマホステルビレッジ」プロジェクトについて、コトラボ合同会社代表の岡部友彦氏が紹介します。その後、両氏には地区再生における日米の共通点や相違点、仕組みの応用可能性、現場
で感じることなどについて対談していただきます。

お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
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【お知らせ】12/18 19:00- 第6回『ネットスクエアード東京』イベント:イノベーションのハブThe Hub共同創業者を招いて開催

2009 年 12 月 6 日 コメントはありません

引き続きイベントのご案内で失礼します。こちらも2009年7月から力を入れて何人かの仲間と進めている『ネットスクエアード東京』主催のイベントです。以下、今回初来日のジョナサンさんとは9月に参加したソーシャルキャピタルマーケットカンファレンスで知り合い、今回思いがけずご縁を頂き、来日が実現しました。世界21都市に社会イノベーターが集まる「The Hub」を展開、今までにない新しい働き方を唱え、実際にアクションを起こしている30歳の社会起業家です。よろしければ是非ご参加ください♪
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ネットスクエアード東京 2009年12月 イベント Vol. 6

『世界21都市で社会イノベーターのための創造スペース「The Hub」を運営、共同創業者ジョナサン・ロビンソンの”世界を変える”方法』(*日英 逐次通訳付き)

ネットスクエアードとは、Twitter、SNS、ブログなどのソーシャルメディアを有効活用することでNPO(非営利団体)や社会貢献活動を活性化させ、社会にポジティブなインパクトを与えることを目的に設立されたグローバルなネットワーク組織です。
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【お知らせ】12/11&12 『ネットスクエアード』共催イベント~米国専門家を招きソーシャルメディア&Twitterセミナー、開催します

2009 年 12 月 6 日 コメントはありません

2009年7月から『ネットスクエアード東京』という名前で数名の仲間と「ソーシャルメディア」の「公共・社会性のある利用」というテーマで、イベントを開催してきました。今回は急なご連絡ですが、以下要領で初めてセミナーを開催することにしました。お蔭様で既にお申し込み枠の半分に至るお申し込みを頂いています(12/6時点)。もしよろしければどうぞご参加くださいませ。
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NealWebネットスクエアード東京 2009年12月 イベント 番外編

この度、米国在住ソーシャルメディア専門家・「ウィンドミルネットワーキング」代表として活躍されているニール・シェーファー氏の来日のタイミングにあわせ、直前のお知らせで恐縮ではありますが、ソーシャルメディア&Twitterに関してのセミナーを12月11日(金)&12(土) に実施することにいたしました。

*当初12月11日のみでしたが、大変多くのお問い合わせを頂いたので急遽「12月12日(土)10:30-12:30」のセッションを追加いたしました(12/6時点)。

今までのネットスクエアードのイベントと異なり、日中開催、有料でのセミナーとなります。以前から社会的な目的でのソーシャルメディア活用を唱えてきましたが、今後ますます必要となってきているソーシャルメディアのリタラシー向上が非常に大切な点であると考え、このテーマに関し、最適な講師を日本に迎えることができたこともあり、今回のセミナー開催に至りました。講師のニールさんはソーシャルメディアのこれからの社会に与えるインパクトの大きさ、そしてその根底に潜む「ペイ・フォワード」、という言葉に現されるような、他者に対する貢献というコンセプトを心から信じ、実践してきた方です。情報満載で情熱に溢れたセミナーになるはずです。よろしければご参加ください。
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パブリック、プライベート?社内チェンジエージェントが求められる時代

2009 年 11 月 20 日 コメントはありません


先日目にしたビジネスウィークの記事「Change Big Business From the Inside(大きなビジネスを内から変えよう)」が興味深かったので簡単にupdate。

まず興味を引いたのが、同記事によると、アメリカ国内での教育系非営利団体ティーチ・フォー・アメリカへの応募数が前年比42%増加、国が実施している 1年間のサービス(奉仕活動)プログラム、AmeriCorpsへの応募は3倍近く、と公共サービスへの人気がとても高くなっていること。

昨今の景気状況で民間企業での採用が厳しくなっていること、漠然とで今までの資本主義のあり方への懐疑の念、また政府の政策としてのパブリックサービス強化、という背景もあると思います。

ただ記事の著者が熱く語っているように、ビジネスには良きにつけ、悪しきにつけ、今後も世界を変える大きな力を持っていることは、今更言うまでもなく、ウォルマートのサステナビリティへの取り組みや、ノキア・シーメンス社が取り組んでいるイランの民主化のための事例等を紹介しています。

著者は社内からmake a differenceをするため、3つのヒントを紹介しています。

【1】Do Your Due Diligence.(自分でデューデリジェンス(事前調査)をしっかりすること)
企業のパンフレットに掲載されている企業幹部が植林をする写真等に惑わされることなく、企業のコアビジネスがサステナビリティに対してどのような取り組みをしているかをしっかり見極めることが大事。

【2】Check Up On the Company’s Signed Commitments.
企業がとして取り組んでいる様々な業界での取り決め等があるので(例えば金融機関であればこちら「http://www.equator-principles.com」)、そのようなものを可能な範囲で調べましょう(採用面接等で聞くのではなく:-))。

【3】Once You’re In, Learn the Ropes, Then Fill the Gaps.
企業に入ったら会社が変わるのを期待するのではなく、まず自分が会社の成功のために努力し、スキルを身につけ、その上で、どのようにしたら変革できるか、実績を上げた上で、具体的に提案してみましょう。

簡単な提案ではないですし、また、 昨日発表の大学生の就職内定率が62.5%という数字を見るにつけ、悠長なことを言ってられない、という気持ちもあると思います。

ただ、NPO、社会起業家の機運が高まるのはいいことだと思いますが、一方で自分が本当にやりたいことを見極め、プロとしてのスキルを身につけるにはどのような歩みを取るのがいいのか、特に就職活動中の学生の方への期待と応援も込めて、ご紹介でした。

*ちなみにこの記事の著者は学生時代からコミュニティサービスにとても熱心で、大学卒業後はアメリコア・プログラムの原型となった革新的な奉仕プログラム(City Year)に参加、その後ニューヨーク市の行政等に関わり、MBAを取得、その後は石油会社でのCSR・人権担当の仕事に10年間従事、今は国連で人権関係のアドバイザーをしている、とても素敵な方です。

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「Kiva」問題から学ぶこと~透明性の大切さ&祝4周年

2009 年 11 月 17 日 コメントはありません

kiva
世界中の個人融資家と途上国起業家の間で志あるお金を繋ぎ、日本でも知名度が高く、日本支部も立ち上がっているオンライン・マイクロファイナンス・サービスNPO「Kiva (http://www.kiva.org/)」について、先週のニューヨークタイムズでちょっとした記事がありました。

Confusion Over Where Money Lent on Kiva Goes.“(Kivaに貸し出されたお金の行き場所についての混乱) New York Times November 8, 2009

ポイントは、「個人対個人のマイクロファイナンス」を売りにしていたのに、実態は個人対マイクロファイナンス機関の貸付けであり、一部参加者に誤解が生じているのではないかという内容でした。

*日本語でのブログで詳細にコメントされたものがあり、参照させていただきました。やはり個人対個人のオペレーションへの負担は大きなものがあり、実際に個人への融資というよりもMFI(マイクロファイナンス機関)にまずは届けられ、そこから個人にお金が届く、という仕組みはある種致し方ない、とのことです。

従い、ホームページの表記も以下のように変わりました。
「Kiva lets you lend to a specific entrepreneur, empowering them to lift themselves out of poverty.」
(kivaは個別の起業家への融資を可能にすることで、彼らを力づけ、貧困から解放します)

「Kiva connects people through lending to alleviate poverty.」
(kivaは人々を融資を通じて繋げることで貧困を撲滅します)

今や設立から4年が経ち、1億ドル(約90億円)の少額融資を実現させ、約57万人の貸し手(特定のプロジェクトに$25以上を投じる個人)と、約24万人の起業家たちを引き合わせた功績は偉大なものがあります。これからも社会起業家的な事例として成長が期待されるだけに、期待と応援の気持ちが込められた多くのブログでの記事、分析があったことが印象的でした。
NPO、社会起業セクターとしても、今回の事例から改めて「透明性」「信頼」の大切さを学び、次に進んでいこう、という声がとても力強く感じられたので、紹介させていただきました。

ご興味ある方は「My Last Word on the Kiva Controversy」(Change.org) をご参照くださいませ。

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【お知らせ】11/26 『ネットスクエアード』イベント~『アフリカ難民支援に取り組む米国社会起業家のソーシャルメディア活用法』を行います。

2009 年 11 月 11 日 コメントはありません

FORGE

私が関わっている「ネットスクエアード東京」主催の企画としてイベントを実施することになりました。シェアステンさんとは9月に参加したSOCAPで出会い、その後のやりとりを経て今回日本に来ていただけることになりました。*以下に記載あるとおり、日米ユースフォーラムへの参加が主たる目的ですが、ネットスクエアードにもゲスト参加いただけることになりました。是非、サンフランシスコのしなやかな社会起業家に触れる機会として、参加いただけたら幸いです。セミナー後、食事・飲み物もご用意して交流の機会も準備しています。
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NetTuesday Tokyo vol. 5 (ネットスクエアード東京 2009年11月イベント)
『米国注目の社会起業家・難民支援NPO「FORGE」における、
インターネット&ソーシャルメディア活用の秘訣』

(*日英 逐次通訳付き)

NetSquaredとは、Twitter、SNS、ブログなどのソーシャルメディアを有効活用することでNPO(非営利団体)や社会貢献活動を活性化させ、社会にポジティブなインパクトを与えることを目的に設立されたグローバルなネットワーク組織です。

2009年7月から、東京では月に一回の交流会(NetTuesday)を開催してきましたが、この度、サンフランシスコを拠点に、難民支援NPOを率いるシェアステン・エリクソンさんを招き、NPOの難民支援活動分野での海外の最先端状況、社会起業家としてのアプローチ、そしてインターネット、ソーシャルメディアを利用した資金調達、事業展開について語っていただきます。

是非ご参加ください。
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【開催概要】
日時:11月26日(木)19時30分-21時30分(19時開場)
会場:ちよだプラットフォームスクエア( http://www.yamori.jp )
1階イベントスペース DeliCafe
講師:シェアステン・エリクソン氏 (Kjerstin Erickson )
難民支援NPO FORGE(www.forgenow.org) 創業者 兼 CEO
参加費:3,000円
定員:約60名(要事前申し込み)
申込方法:こちらのフォームよりお申し込みお願いします。

参加対象:NetSquared(ネットスクエアード)東京の活動に興味・関心をお持ちの方

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「今回のエリクソン氏の来日は日米ユースフォーラム(11/27&28)の招聘により実現しました。
感謝申し上げます。エリクソン氏はそちらでもパネルとして登壇されるので、26日のご都合が悪い
方は是非以下のURLから日米ユースフォーラムをご参照ください。
www.jasc-japan.com/youth-forum
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====プログラム====
19:00 開場 *スナックとソフトドリンクを準備しております
19:30 主催挨拶
19:35 講師レクチャー(45分)* 逐次通訳あり
20:20 Q&A
20:45 交流会(-21:30)
*軽食とビール・ワイン・ソフトドリンクをご用意致します。

(司会) 市川裕康(ネットスクエアード東京)

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kjer

■シェアステン・エリクソン氏 (Kjerstin Erickson ) 【経歴詳細】
難民支援NPO FORGE(www.forgenow.org) 創業者 兼 CEO

2003年、当時スタンフォード大学在学時にアフリカの難民問題に強く興味を持ち、20歳でFORGE(http://www.forgenow.org)を設立。アフリカに図書館を作るプロジェクトから始まり、女性の自立支援センターやコンピューターセンターの設立など、職業訓練、自立のための支援を中心に事業を展開。

延べ7万人の難民の支援を行っている。FORGEの推進にあたって、ブログ、SNS、Twitter等のソーシャルメディアを効果的に用いて活動を拡大し、2009年10月にエリクソン氏はTwitterより正式に推薦ユーザーに選ばれ(@kjer)、現在11万人以上のフォロワーに対して情報発信を続けている。

ウォール・ストリート・ジャーナル、CNN等でも注目の社会起業家として広く取り上げられている。

略歴詳細@FORGE ホームページ
http://www.forgenow.org/content/us-staff

【参考関連記事・動画】
-「世界の社会起業家が集結!サンフランシスコSOCAP 09での注目すべき3人
ソーシャル・キャピタル・マーケット・カンファレンスに参加して」日経BPnet
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091017/189177/?P=3

-YouTube上シェアステン・エリクソン (Kjerstin Erickson )氏関連動画
“DoSomething.org – Kjerstin Erickson, Teen Choice”

“FORGE video”
http://www.youtube.com/watch?v=PAivkzrsIm0

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■「ネットスクエアード東京」について
URL:http://www.netsquared.jp/

NetSquared(ネットスクエアード)は、Twitter、SNS、ブログなどのソーシャルメディアを有効活用することでNPO(非営利団体)や社会貢献活動を活性化させ、社会にポジティブなインパクトを与えることを目的に設立された、世界的に広がるボランティアによるコミュニティです。本部は米国サンフランシスコにあり、世界約80都市にある支部で、月に1回「NetTuesday」と称しセミナー、ワークショップ、ネットワーキング・イベント等を実施するのが主な活動で、年に一度ビジネスプランコンペティションも実施しています。ネットスクエアード東京は2009年7月に発足し、毎月第4火曜日を目安にに勉強会・交流会を行っています。
興味ある方は netsquared.tokyo@gmai.com までお問い合わせください。ニュースレターの配信の申込も
http://www.netsquared.jp/ から受け付けております。

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数字で見た世界の社会起業家精神~change.orgより

2009 年 11 月 11 日 コメントはありません

数字でみた世界の社会起業家(www.Change.org /Nathaniel Whittemore)

social entrepreneurship

改めて数字で世界の現実を知る、という意味で、先日目にしたchange.orgの投稿記事「Social Entrepreneurship by the Numbers」が興味深かったので、抄訳してみました。

問題解決のために日々取り組んでいる人がいることを現実の数字として意識する、いいきっかけになりました。是非ご参照くださいませ。

【30年】:
社会起業家として世界的にも高い評価を得ている一人である、グラミン銀行総裁ムハマド・ユヌス氏が1976年に事業を開始してから、ノーベル平和賞受賞(2006)までにかかった年数
【$27】:
ユヌス氏が最初に貸し出した融資金額
【2000人以上】:
世界的な社会起業家企業支援非営利組織アショカが今までにフェローとして選んだ社会起業家の数。
【60カ国】:
それらフェローの出身国の合計
【40億人】:
BOP(ボトム・オブ・ピラミッド、またはベイス・オブ・ピラミッド)と呼ばれる、一日2ドル以下の水準で生活をしている人々のおよその数。多くの社会起業家がこれらの人々を消費者、利害関係者とみなし問題解決に取り組んでいる。
【$60,000/$90,000 (約540万円/約810万円)】:
社会起業家またはプロジェクトチームの新規事業に対する助成金として定評があるエコーインググリーンフェローに対し提供される2年分の金額
【$27,000,000 (約243億円)】:
エコーイング・グリーンが社会起業家のスタートアップ支援のために提供してきた金額の合計
【63】:
社会起業家&ビジネスを通じて社会へのポジティブな変化をもたらすことを目指す大学院生(主にMBA)により設立された『ネットインパクト』の2002年当時の支部の数
【203】:
『ネットインパクト』の2008年の支部数
【1】:
ティーチ・フォー・アメリカ創業者、ウェンディ・コップ氏がその主要なアイディアを生み出すのに要した学部卒業論文の数。ティーチ・フォー・アメリカは優秀な学部卒業生に対し、2年間のフェローシップを提供、貧困地域の教育改善に取り組ませるしくみ。近年の社会起業家として最も賞賛を受けている事例のひとつ。
【300万人】:
1990年のティーチ・フォー・アメリカ設立以来、ポジティブな影響を受けた学生の数
【$200,000,000(約180億円)】:
世界的なコンサルティング会社「サステナビリティ」試算による、年間に、財団から社会起業家・ソーシャル・エンタープライズに提供される総額
【$306,390,000,000(約27兆円!)】:
2007年の米国内でのチャリティへの寄付金総額
【72%】:
資金へのアクセスが一番の困難といっている社会起業家の比率
【71%】:
アショカのフェローの内、選ばれてから10年以内に国の政策にインパクトを与えているフェローの比率
【70%】
ムハマド・ユヌス氏による、社会起業家のうち、「クレイジー(常識破り)」な人の比率
【About 6,700,000,000(約67億人)】:
アショカの目標である「誰もがチェンジメーカー」が実現した際、地球上の社会起業家の数

引用元・関連リンクはオリジナルブログ記事「Social Entrepreneurship by the Numbers」参照ください。

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Twitterに込められたボランティア精神(9つのツイッターの便利な使い方)

2009 年 11 月 6 日 コメントはありません

twitter先日、何気なくある人のTwitterのアカウントをfollowしたところ、翌日に以下のようなDM(ダイレクトメッセージ)が届きました。

「TEDchris: Thanks for the ‘follow’. Here’s how I like to use Twitter – hope this is helpful: http://tr.im/oQTr V best to you…」
(フォローを有難う。これは僕がどうツイッターを使うかをまとめたものです。参考になるのといいのですが。http://tr.im/oQTr 健闘を祈ります。)

Twitterの使い方ガイドは確かにウェブ上にたくさんあるものの、こうして自分の身近な行為(followをする)に対し、その結果として個別に返事があり(それが仮に自動返信だとしても!)、小さな善意を感じウェブサイトを訪れました。 すると、とてもシンプルだけれど、とても「役に立つ!」アイディアとヒントをもらう経験でした。

その中でも特に秀逸だったのが、『ツイッターの質問項目「いまなにしてる?」を文字通り受け取らないこと!』、とあり、代わりに、「他の人が興味を持ちそうな何を共有できる?」に読み変えること、というアドバイス。それだけでも大きな発見、学びでした。さらに拡大して言うなら、「他の人に役に立ちそうな何を共有できる?」というところがTwitterの本質のひとつなのでは、と思った次第です。

そんなこのクリスさんの善意に答える形で、以下、意訳ですが簡単な補足情報を添えて日本語にしました。よろしければご覧くださいませ。オリジナルは6月に掲載されたもので少し古いものもありますが、なんと今までに5万回以上閲覧され、つい最近でもコメント欄にお礼がついています。
*もちろんこのクリスさんが世界的なイノベーターが集まるTEDの主催者であることももちろん信頼度を増していることはいうまでもありませんが、このようなささやかな形でのリスト、自分に興味のある分野のことであれば、以外と誰でもできるはず:-)、身近なところからポジティブな変化、作れるのでは、と思う出来事でした!

Simple tips for a better Twitter experience

1.ツイッターの検索機能を使いこなそう。
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