毎年春が過ぎて夏に向かう今頃に開催されるこの季節にはお馴染みの『TEDxTokyo』。今年は「結〜Connecting the Unconnected」をテーマに、ついに明日、開催されますね。『TED』はここ数年で急速にそのブランド認知が高まっていてインターネット上で数々の刺激的なプレゼンテーションを見た経験を持っていたり、NHK『スーパープレゼンテーション』の番組で知っていたり、全国各地の大学や地域で開催されている『TEDx・・・』を主催したり、ボランティアで参加したり、耳にしたことがある人も数年前に比べたら飛躍的に増えているのではないでしょうか?
以下はTEDについての紹介ショートムービーです。
明日のイベントは渋谷ヒカリエで開催され(10:00-18:00)、インターネット上でも「www.textokyo.com」にアクセスすることでライブストリーミングを通じて約30名の刺激溢れるプレゼンテーションを視聴することが可能です。今年はなんと公式アプリもiOS/アンドロイド対応の公式アプリもリリースされ、外出先からも視聴可能とのこと。年々進化していますね:)
[[[TEDxTokyo公式アプリ]]]
iOS版 / Android版
毎年ツイッター上のトレンディングトピックとしてハッシュタグ #tedxtokyo はトップに躍り出ます。是非チェックしてみてはいかがでしょうか?
さて、今年はどんな人が登壇されるのでしょうか?気になってスピーカーリストのページを見てみると、初めて目にする方も含めその多様な顔ぶれに驚きます。よーくプロフィールなどを見てみるとそこから「!」という驚きを持つことも実は毎年のTEDxTokyoの楽しみとなっていますが、以下個人的にとても気になっている注目のスピーカーを5名選んでみました。
・ケンジ・ウィリアムズ氏:NASAの宇宙衛星が観測した最新の地球観測データをハイエンドな3D映像により可視化して世界の文化遺産や民族文化の映像を融合させたライブパフォーマンス「Bella Gaia(ベラ・ガイア)」創始者
・Leslie Kee氏:レディー・ガガ、ビヨンセ、ファレル・ウィリアムスなど多数の芸能人と世界中のスーパーモデルを撮影するフォトグラファーグラファー。スマトラ沖地震津波や東日本大震災に対するチャリティ活動にも積極的に取り組んでいるとのこと。
・藤田正裕氏:広告会社のプランニング・ディレクターとして活躍中、30歳の誕生日を目前に不治の病とされるALS(筋萎縮性側索硬化症)を患い、友人と一般社団法人「END ALS」を設立。ALS患者のサポートをしながら治療法を探し、政策提言に取り組んでいる。『99%ありがとう ALSにも奪えないもの』(2013)*友人のFacebookの投稿などで何度か活動を拝見したことがあり、今回直接登壇される姿を目にすることができるとのこと、心して耳を傾けてみたいと思っています。
・マリアン・グッデル氏:伝説の野外音楽・アートフェスイベント「バーニングマン(Burning man)」のCEO。毎年6万もの人がネバダ州リノに1週間集い、共同生活をする壮大な祭典。*個人的には全容はまだ理解できてないものの、シリコンバレーの著名スタートアップ起業家なども参加することなどから話題になっているとっても気になるイベント。9万人以上のメンバーが参加するメーリングリスト、コミュニティーのためのウェブサイトやブログの管理などコミュニティ運営などについてとても伺ってみたいです。
・ナカノヒトヨ氏:「国民的キャラクター(サザエさん)のパロディbotで(@sazae_f)、Twitter上に旋風を巻き起こし続ける謎の人物。深遠な名言や軽妙なジョークで、フォロワー数24万人超という爆発的人気を博す。」とのこと。実は今回その存在を知ったのですが興味津々。
その他にも人間カメラの「Touchy Human Camera」や今年のTED2014でエドワード・スノーデン氏がスクリーンを通じて登場したことで話題になった「テレプレゼンス・ロボット」なども会場に現れるそうです。アート、パーフォーマンス、テクノロジー、普段の生活ではなかなか接することがないような「ヒト・モノ・こと」に触れながら生まれる会話を通じて新しいアイディアに繋がるような、そんな機会となることをとても楽しみにしています:)
朝日新聞出版 (2014-05-20)
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先日思いがけずTEDxTokyo代表で、毎回壇上のMCとしてTEDxTokyoコミュニティを盛り上げてくださっているパトリック・ニュウエルさんから、彼の新著『TEDパワー〜世界と自分を変えるアイデア』(朝日新聞出版)を頂きました:)。パトリックさんは2009年頃、まだTEDxTokyoが生まれる前にTEDxTokyo共同設立者のTodd Porterさんと共にTEDについてのサロンイベントやミートアップを運営されていて、その頃にお目にかかったのが最初のご縁です。アメリカの本場TEDを体験されたばかりの頃で、とても情熱的にTEDについてのビジョンを語ってくれていたことを今でも鮮明に覚えています。
『TEDパワー』にはTEDについての解説、そしてパトリックさんがTEDから得たインスピレーションと情熱がその後仲間とともにTEDxTokyoを生み出すことに至ったストーリーが臨場感豊富に描かれています。そしてこの日本の土地で創造的な「TEDx」コミュニティが生まれ、ムーブメントに繋がっていく様子は、コミュニティの運営、リーダーシップ、プレゼンテーションを通じた学び、アイディアの共有に興味を持つ多くの方にとって得ることが多い本なのではないかと思います。なによりこのTEDxTokyo体験をより深く理解し・楽しむことができることと思います。
毎回TEDxTokyoの最後に壇上には数多くのボランティアの方々が集結し、達成感溢れる笑顔を見せてくれます。TEDxTokyoのみならず、全国各地のTEDxイベント含め、こうしたイベントが全てボランティアの手によって運営されていること、何時間、何十、何百時間もの準備を経て実現していることを知るにつけ、感謝の気持ちで一杯になります。登壇者、企業によるパートナーシップという形の支援、全国、そして海外でもライブストリーミングやアーカイブ動画を含め共通体験を数多くの人が共にすることによって、TEDxTokyoの創業者たちが何度も何度も口にしていた「エコシステム」が確実に生まれつつあることに改めて感謝です。
ともあれ、明日はパトリックさんが本の中でも何度も述べているように、「Have fun!」ー 楽しんできたいと思います:)!
[追記: たくさんの方がこのページをご覧になって頂き有り難うございました。途中からですがYoutubeにアーカイブ動画がアップされているので以下に埋め込みしますね。:)]
2011年のTEDxTokyoについて以前に書いた記事
『グローバルな学びとインスピレーションのイベント、「TEDxTokyo 2011」が開催』 | ソーシャルビジネス最前線 | 現代ビジネス [講談社]
市川裕康
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