手に汗握るツイッター社創業ドラマ本〜『Hatching Twitter』

昨年11月上旬、ツイッター社のIPOのタイミングで出版された同社創業物語、『Hatching Twitter~A True Story of Money, Power, Friendship, and Betrayal』(Hatch:孵化する・生み出す)を、ここ最近の電車での移動の時間でオーディオブックサービス(audible)で聴きながら読んでみました。
満員電車の中で驚きの声をあげそうになったり、普段使っているサービスが生まれている背景にこんなことが起きていたのかと膝をうったり、ものすごいスピードで引き込まれていくストーリーに魅了されながら、あっという間で圧巻の物語でした。
書籍の著者はニューヨーク・タイムズの記者ニック・ビリトン氏(@nickbiliton)。膨大な量の関係者への取材などを経た優れた著作で、既にアメリカではテレビドラマシリーズとしての放映が予定されているとのこと。
ツイッターが世界を変えるサービスに成長していく中で共同創業者間の友情、反目・成長などのドラマが余すところなく描かれているのですが、興味深かったのがツイッターの目指す方向・世界観が2つあり、その2つがあったからこそ今のツイッターが存在しているというサービスの背景を知れたことでした。
Jack Dorsey氏が描いていた自分のなにげない近況をシェアするツール(a way to say where he was and what he was doing. A place to display yourself, your ego.)という考え方と、Bloggerというブログサービスを開発したEvan Williams氏が描いていた自分以外の他の人が何処にいて何をしているかを学ぶツール(saw it as a way to learn “where other people were and what other people were doing)としての考え方です。
著作そのものはきっと日本でも邦訳が近く出版されることと思います。自分自身では今は語ることばを十分に持ててないのですが、日本語でのこの本の書評などもいくか紹介されています。ぜひご興味ある方は以下ご覧になってみてください。起業を考える若い世代の方にとってはきっと必須の本になりそうな感じです。
▶︎TwitterとSquareの創業者、ジャック・ドーシーとは誰か? | THE NEW CLASSIC
(注目のニュースメディアThe New Classicの石田さんの力作エントリー。とても丁寧に調べてレポートされています)
▶︎ツイッター混沌の歴史と知れば知るほど深まる謎:日経ビジネスオンライン
(書籍の概要がわかりやすく整理されています:))
▶︎All Is Fair in Love and Twitter – NYTimes.com
書籍出版前にニューヨークタイムズマガジンで掲載された書籍の概要(ウェブで全9ページの読み応えある記事)
▶︎‘Hatching Twitter,’ by Nick Bilton – NYTimes.com
(ニューヨークタイムズでの書評)
(CNNでの著者ニック・ビリトン氏インタビュー)
▶︎Twitterの誕生を描いたベストセラー、Hatching TwitterをLionsgateがテレビドラマ化へ | TechCrunch Japan
(テッククランチでの一連の紹介記事)
市川裕康
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