ソーシャルメディアで拡がる海外のオンライン寄付市場について
今週と先週、「オンライン寄付」について2本の原稿を「現代ビジネス」に書いてみました。
『フェイスブックユーザーの5人に一人が使う寄付プラットフォームアプリ「Causes(コーズ)」の威力』(10/19)
『急成長が進む米国オンライン寄付市場と2つのナスダック上場NPO支援ソフト会社』(10/26)
ひとつめはFacebookの中で1億2千人がダウンロードしたといわれているアプリケーション、「Causes」についての記事。2007年5月の設立以来、以下の数字を見ただけでも驚くべき勢いです。
・1億2千万人—–ユーザー数
・1万3千団体—–登録非営利団体の数(寄付の受付が可能なのは現在アメリカ・カナダの正式なNPOのみ)
・2700万ドル(約23億円)—–合計寄付総額
・26歳—–「Causes」創業者 ジョー・グリーン氏の年齢(フェイスブック創業者マークザッカーバーグのルームメイト)
もう一つの記事は拡大し続けるオンライン寄付市場についてと、NPOだけをクライアントに持つ、ナスダック上場のCMS(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)ソフトウェア会社2社についての記事です。まず以下の急速な成長スピードに驚いて、このトピックを選ぶことにしました。
過去12年ほどの間に、オンラインの年間寄付総額は30万ドル(約2460万円)から154億ドル(約1兆2600億円)へと、50万倍の規模になったと言われています。(情報源・図作成:ソーシャルメディア情報ニュースサイト「Mashable (マッシャブル)」/ “”2010/9/18)。
また、この2社がこうしたNPOのみをクライアントとしたビジネスで成り立つことが出来、ナスダックに上場もしている、という事実が驚きでした。2009年の売上もそれぞれ約62億円(Convio)、約250億円(Blackbaud)です。
日本では「文化、宗教的価値観、税制が海外とは異なるため寄付文化が育たない」と言われがちですが、ソーシャルメディアが広く利用されるようになることで、新しい価値観が生まれるのでは、と期待しています。
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