マッシャブル創業者ピート・カシュモア氏 [インタビュー]
偶然見つけたソーシャルメディアの情報ポータルサイト、マッシャブル創業者&CEOのインタビュー、是非共有したかったので簡単な抄訳と併せてご紹介。
【マッシャブルとは】
マッシャブルとはソーシャルメディアの最先端の情報を取り扱う、世界で最も収益を上げているブログの一つ。
創業者ピート・カシュモア氏(Pete Cashmore)が2005年7月、当時19歳の時に書き始めたブログサイト。現在は1200万~1400万の月間ユニークユーザー数を誇り、時価総額は推測で$125million(約112億円)。
メール・マガジンに登録すると通常の日で約30近いソーシャルメディアに関した最新の情報が送られ、その中にはTwitter, Facebook, iPad, iPhone, アンドロイド携帯等の新しいサービスのスクープや分析記事、まとめ記事、トレンド紹介等、多岐に渡る。 ”TechCrunch”と比較されることが多いが、TechCrunchはテクノロジー系ニュース、IPOに関連し、より深い分析記事が中心(日本語の翻訳記事がタイムリーに、質の高い日本語訳で読むことが出来るのは本当に有り難いです)。
マッシャブルのビジネスモデルは広告収入が60%、その他イベント、求人サイトの運営等を行っており、アメリカを中心に現在25名のフルタイムスタッフ(その6~7割が編集・ライター)がいる。
さて、インタビューをお楽しみくださいませ。簡単な抄訳、補足しますね。
・スコットランドの小さな街でウェブ・テクノロジー・コンサルタントとしてブログを書き始めたのは19歳の時。
・起業家として海外からのガジェットを輸入したこともあったけれど(日本から煙の出る銃のおもちゃ?)、うまくいかず、eBay等を使ってビジネスを試みたこともあった。
・大学に行くことも考えたけれど、権威に対して馴染めなかった。何か自分で情熱が持てること、楽しめることで仕事にしたいと思っていた、むしろそういう選択肢を選ばざるを得ないと思い、ブログを始めた。
・ブログの立ち上げはワードプレスをセットアップして始めた。9か月経った頃、アメリカ西海岸の会社から一月3000ドルで広告を出したいという企業が現れ、1年程経ったところでビジネスとして本格的に始めようと思った。*当時はまだツイッターもフェイスブックもない時代。
・フェイスブック、ツイッター、Digg等のサービスによってトラフィックが大きく増え、コメントも増えた
・ツイッターに200万人のフォロワー、フェイスブックファンページに22万人、当初はトラフィックはグーグルの検索が中心だったけれド今はフェイスブックからの流入が大きい。
・ブログを初めてから約1年半でアメリカに拠点を移した。
・当初はアドセンスが広告収入の中心
・広告の料金はCPM(1000インプレッションあたりの広告コスト・料金)、業界スタンダードに従い、設定していった。
・2010年は前年比5倍の売り上げ(インタビューは2010年6月4に公開)
・求人サイトを運営
・コンテンツは100%インハウスで作成
・業界スクープは価値ある情報だけれど毎日価値ある情報を提供することも大切
・モバイルスペースに関して:6週間前に始めたiPhoneアプリは11万ダウンロード、iPad、アンドロイドも対応
・モバイルからの収益はまだだがまずはユーザー数を増やすことに注力
・扱うトピックはソーシャルメディア全般、そのほうがトピックが豊富にある
・Blippr買収について
・Blipprのような買収戦略よりも、優秀な人材・ライターを雇い、育てることが大切。
・VCからはアプローチを受けたことはあり、反対している訳ではないが、独立性を保ちたい。
・もし仮にVCからの投資を受ける場合にはスピードアップをしたい時、ただ今はやりたいことが全て出来ている。
さて、去年からウォッチをしてきたマッシャブル、「日本版マッシャブル」があればいいね、という話をしていたところ、ご縁が広がり、7月1日から講談社の『現代ビジネス』というサイトに『ソーシャライズ!』というコーナーとして連載がスタートしました。是非チェックしてみてください :-)
はじめまして、中野 和貴と申します。
@IHayatoさんのtwitter経由で来ました。
マッシャブルのまとめ記事、興味深く読ませて頂きました。
英語で聞いてたら、大変だったので、感謝です!
ありがとうございました。