是非共有したいと思える情報だったので簡単にupdate-.

KaBOOM!』というアメリカのNPO団体は地域の空き地に公園を創り、そのプロセスを通じ、地域の住民のコミュニティを築き、地域の再生を目指す団体。スポンサーにはホーム・デポ等の日用品・大工用品チェーン等も参画、設立から14年で全米に約1700もの公園をつくり、多くの賞も受賞している素晴らしい団体です。

百聞は一見に如かず。以下1分の動画で彼らが行っていることを示してます。是非ご覧になってください。

さて、ここでお伝えしたかったのは、この団体がこのアプローチをオンラインをツールを巧みに利用して、完全にオープンソース化し、社会に与えるインパクトを梃の原理を最大に活用している点。「公園を創る」というプロジェクトに必要なプロセスを全てオンライン上で公開、寄付の集め方、人の集め方、プロジェクトマネジメントの方法までも公開、そして改良を加えられるようなしくみにし、2009年の一年間だけで、Kaboomが過去14年間で創った1700とほぼ同じ公園を全米で創り上げたとのこと。

KaBOOM!の詳細な事例研究のレポートが本日、モニター・インスティチュートの手によりまとめられ、PDFの形式で無料公開されています。公園づくりのプロジェクトに関わらず、NPO団体の効率化、キャパシティ・ビルディング、ソーシャルメディア活用等のあらゆる点において、ベンチマークすべきエッセンスが多く詰まっているようです。

例えば以下7点がそのエッセンスとして挙げられています。

・Keep it simple and concrete.(シンプルで具体的に)
・Treat your online strategy as mission-critical.(オンライン戦略を重要課題とする)
・Build your own technical competency.(技術的な能力アップを図る)
・Nurture your online community via its leaders.(オンライン・コミュニティをそのリーダーにより育む)
・Create incentives for action.(行動するためのインセンティブ・動機づけを創り出す)
・Give up credit to increase your impact.(インパクトを高めるために信用(体面?)は投げ捨てる)
・Care more about real-world outcomes than online metrics.(オンラインの指標よりも実際の世界での結果をより重視する)。

「Kaboom!」の公園プロジェクト、実は学生時代に一度参加したことがあります。みんなで揃いのTシャツを着て、トンカチを持ちながら朝早くから気持いい汗を流し、夕方には目を見張るような公園が出来あがっている様は、爽快な気持になったことを覚えています。オハイオ州のコロンバスにある公園を創るのに自分も一役買った、というリアルな体験、その時に仲良くなった仲間のこと、こういったインセンティブがあるからボランティア活動が広がるんだなぁ、という記憶が同時に蘇ります。

今回の事例研究レポート、是非NPO関係の方で興味がある方がいらしたら掘り下げてみてください。KaBoomの代表ダレル・ハモンドさんには、去年と今年で3度お目にかかる機会がありましたが、とても気さくな方で、いつか日本にも来て頂けたら、と思っている方の一人です。興味ある方がいらしたら事例研究会のような形で共有する会も、ニーズがある場合には行いますので、お気軽にお声かけくださいっ。

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