【2】TEDxVolcano コラボレーション in action
先日のスコール・ワールド・フォーラム報告に続き、今回は「TEDxVolcano」。
火山の噴火により多くの人がロンドンに難民として取り残されたことで偶然にも開催されたこのイベントは、私が今回参加したスコール・ワールド・フォーラムのハイライトの一つです。豊富な画像、動画もあるので、よろしければ是非ご覧下さい。
ことの顛末を簡単にお伝えすると・・・・4月14日~16日の間で開催されていたスコール・ワールド・フォーラムのために世界中から参加していた社会起業家、社会イノベーターが、16日に突然発生した火山噴火、空港封鎖の事態を受け飛行機が飛ばず、ロンドンで数日足止めを余儀なくされることになったのです。そこで、Change.orgというポータルの「Social Entrepreneurship」のコーナーを担当しているブロガー兼ソフトウェアの会社Assetmap CEO、ナサニエル・ウィトモアーさんがふと思いついた「アイディア」とは・・・・。社会イノベーターが集まるイベントとして世界的に知られている「TED」の特別版、「TEDxVolcano」という名前で、普段集められないスピーカーを呼んでイベントをやろう!というものでした。
そこからはアッと言う前に全てのリソースが絶妙に動員され、たった32時間で全ての場所、スピーカー、イベントオペレーション、立ち見も含めた150名もの参加者、600人以上のリアルタイムUstream視聴者を集めた2時間のイベントが開催された!というものです。*会場はコワーキング・スペースを世界中で展開しているThe Hubキングスクロス。
当日の様子のFlickr動画はこちらでスライドショーをご覧になって頂けます。
参加したスピーカーの一部は以下の通り(詳細はこちら)
ジェフ・スコール(スコール財団会長)、ラリー・ブリリアント(スコールグローバル危機基金代表・前グーグル財団ディレクター)、マット・ビショップ(『エコノミスト』ニューヨーク支局長)、サリー・オズバーグ(スコール財団CEO)
動画もUstreamの録画動画をこちらから見ることが出来ます。
*特に最後に登場するナサニエル・ウィトモアーさん(26歳!)の様子、ご覧になってください(2時間9分から3分程度)。ジェフ・スコールらのスーパースター・スピーカーらが全員話し終わった後に最後の挨拶で登場。どういう想いで、どのような顛末でこのイベントが発案され、実行されたかを語っています。詳細は彼のブログ(“Why Not?” to “Hell Yeah!”: How We Planned A TED Event In 32 Hours)に書かれていますが、貴重な教訓として以下の5つが挙げられています。
【1】いざ必要となる前にネットワークを構築しておくこと
【2】主要パートナーを早い段階で見つけること
【3】「お願い」をたくさんすること
【4】情報開示をする(Twitter等ソーシャルメディアの利用)
【5】「有難う」と頻繁に言うこと:-)
スコール・フォーラムのテーマ”Catalyzing Collaboration for large Scale Impact”で謳っているコラボレーション、そしてフォーラム分科会の中で伊藤譲一さん(Creative Commons)がキーワードとして話していた【Power of Pull:~How Small Moves, Smartly Made, Can Set Big Things in Motion/ 『「引き出す」力~小さな行動がスマートに行われることで如何に大きなことを起こせるか』】 が見事に繋がる瞬間でした。
最後に、当日参加されていた片山リサさん(ジャーナリスト@”Boing Boing”制作の動画(Video: Volcano refugees, stuck in London)も併せて是非!みなさんよくご存じの社会起業家がロンドンに取り残され、南へ北へ、陸路か船か、ロンドン脱出大作戦を練る様子がまとめられていますっ:-)!