以前こちらのブログでもお知らせした紀伊国屋書店で行われている社会起業ブックフェアを記念して開催されたトークイベントに参加する機会がありましたので簡単にupdate。

紀伊国屋書店の立派なホールで、約200名の熱気あふれる参加者に囲まれて開催されたこのトークイベント、題して『「社会起業っぽい!トークをしよう」~わたしから始まる”チェンジ”のしくみって?』。慶応大学やソーシャルベンチャーパートナーズ等などで社会起業家的な働き方の普及に活躍中の井上英之さんと、先進国の肥満と開発途上国の飢餓という2つの問題の同時解決を目指す日本発の社会貢献事業「TABLE FOR TWO」の理事&事務局長の小暮真久さんの掛け合いがとても等身大で、世界の問題を1人称、つまり自分だったらどのように関わるか、ということをみんなで考えるような空気に包まれた、素敵な時間でした。

ブックフェア、推薦図書のリスト、イベント詳細等はこちら紀伊国屋書店特別サイトより

いくつか気になった発言・情報等を箇条書きにて・・・
・新しい統計データでは、十分な食事を得ることができない貧困層が10億人を超えたとのこと(*国連食糧農業機関(FAO)が6/19に発表:世界的な経済危機や食料価格の高止まりの影響で、十分な栄養が取れない世界人口が2009年に、前年比1億500万人増え、10億2千万人になると予測する報告書を発表。1970年代にFAOが飢餓人口統計を取り始めて以来最悪で、世界人口の約6分の1が飢餓に苦しむことに(小暮さん)。

・Table for Two の試みも最初はスロースタートだったものの、企業としてのメタボ対策の取り組みがはじまった頃から認知度が上がり、上記写真のように参加企業・団体が急増(現在130団体)。NPOとお付き合いのなかった企業も当初及び腰だったけれど、同業他社等の実施が進んだことで普及につながっている(小暮さん)。

・海外の若者が社会貢献的なことに強く興味を持ち始め、例えば米国の就職ランキングでも上位10位内に貧困地域の教育格差是正に取り組むティーチ・フォー・アメリカや日本では青年海外協力隊に該当する(Peace Corp(ピース・コア))等が近年ランクインしているテレビ番組の動画を画面にて共有、大きな社会の中の価値観の変化があることを指摘。「世界を変える(change the world)!」という言葉が書籍やメディアに登場する回数が増え、今まではややもすると「胡散臭い」イメージを持っていた言葉に対し、「しらじらしさ感」がなくなってきましたよね(井上さん)。

参加者からの質問もとてもユニークで鋭いものが多かったですが、会場の中の一体感がいい感じで醸成されて、会場にいる方同士のコラボレーション、いい想いのつながりを感じられる機会でした。来年、再来年こうしたイベントが開催される時にはtwitterでみなが思ったことを共有しながら、オンラインの空間を通じてイベント前、そして後の有機的な繋がりもきっと生まれるようなことになっているのでは、とふと思った次第です。ただ、やっぱりリアルなイベントはいいですね、多くの偶然の出会いや発見がたくさんありました。紀伊国屋さん、そして関係者のみなさん、有難うございました!

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