ソーシャル・イノベーション・オフィスディレクター、SOCAP09でキーノートに・・・

社会起業家、投資関係者、NPO関係者等が参加するThe Social CapitalMarket 2009(SOCAP09)というカンファレンスが今年の9月1日~3日、サンフランシスコで開催され、キーノートスピーカーに新しくホワイトハウスに設立されたオフィス・オブ・ソーシャル・イノベーションの初代ディレクターSonal Shah氏が決まったそうです。
オバマ政権が今年の9月11日を「a new National Day of Service」としてアメリカ国民に対してボランティアリズムを前面に打ち出していく中で、その直前の9月に開催されるSOCAP09の場を新設ソーシャル・イノベーションオフィスの今後の方針、新たに創設される社会起業ファンドの方向性、民間とパブリックセクターとの協業について、キーノートスピーチで初めて明らかにする、とのこと。
今でも伝説的に語られる選挙キャンペーン最中の、オンラインツールを最大限に活かしたコミュニティを巻き込む戦略ですが、政権移行期、そして就任後も次々と新たなしかけを作りながら、スケジュールを見越して、適切なタイミングで伝達し、相互のコミュニケーションが図れるウェブ上のプラットフォームを持っているところが秀逸ですね。
*上記「a new National Day of Service」のことは来週6月22日(月)にスピーチするから見てね、というyoutube動画へのリンクつきで昨日メールで直接送られてきたのですが、サイトに以前に登録した大量の人にこうした形で送付され、とても身近な感じを持ってしまうところが憎いほどうまいです。
さて、ついオバマネタに脱線してしまいましたが、SOCAP09に関して。
カンファレンスそのほかの参加者リストなどをみても、著名な社会起業家、ベンチャーキャピタリスト、財団関係者などが多くスピーカーとして決まっています。例えば以前に紹介したことがあるVirganceやFrontline SMS Medic等、シリコンバレーに拠点を持つ社会起業家的ベンチャーの勢いを感じますね。
定員約500名程度のイベントに個人の参加費用が約12万円(1195ドル)という価格がつくあたり、社会起業家的なテーマが既にビジネスの文脈でも定着してきているのだなぁ、と感じます。
海外のトレンドを見る限り、政府が強く関わってきていたり、また民間企業、投資コミュニティも参加しているこの社会起業家的なムーブメントですが、なぜそうなのか、どんなところは日本でも学び、取り入れることができるのか、日本に伝わってくる際障害となることはどんなところがあるかなど、追いかけてみたいテーマです。