社会起業ブックフェア 「コレ、社会起業っぽい!」紀伊国屋書店にて始まる♪
昨日(6/1)から紀伊国屋書店(新宿南店)で始まった社会起業家ブックフェア 「コレ、社会起業っぽい!」がとても素敵な企画なのでご紹介。
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 社会イノベータコース × 紀伊國屋書店
社会起業ブックフェア 「コレ、社会起業っぽい!」
期間:6月1日(月)から6月30日(火)まで
場所:紀伊國屋書店 新宿南店5F
[企画・デザイン] 慶應義塾大学環境情報学部 坂崎あゆみ
[選書・監修] 慶應義塾大学総合政策学部専任講師 井上英之
[協力] 慶應義塾大学 井上英之ゼミ
社会起業家というテーマで慶応大学湘南藤沢キャンパスで教鞭を取られつつ、ビジネスパーソンのネットワーク・インキュベーション組織SVP(ソーシャル・ベンチャー・パートナーズ)などの代表もされている井上英之さんによる監修・選書、そしてこちらの企画・デザインまでを担ったのが井上ゼミ4年生坂崎あゆみさんです。ゼミのメンバーの協力を得て、紀伊国屋書店の方とコラボレーションの結果生まれた企画で、関係者の方の想いがともて込められています。
約100冊、専門書、ビジネス本、絵本、漫画、洋書まであって、眺めているだけでもとても興味深いので是非ざざっとリストをご覧になってみてくださいませ。
企画をされた坂崎さんにより寄せられたメッセージには下記のように書かれています。
「あなたの“社会起業っぽい”本を教えてください」
「あなたはどんな人で、なぜ、そんなあなたがその本を社会起業っぽいと思うのかも、
合わせて教えてください」と、たくさんの方々にお願いして、選びました。なぜ、そんなお願いをして選書をしたかというと、
「社会起業は、本の中で起きていることでなく、現実の世界で起きていることだ」
というのを、このフェアにやってきた人に伝えたかったからです。そのためには、
「慶應義塾大学の社会起業ゼミが、この本を社会起業の本だと言っています」あるいは
「紀伊國屋書店の社会起業本コーナーが、この本を社会起業の本だと言っています」
と、権威を利用して情報の正しさを一方的に信じ込ませるフェアをやるのは、なんか違和感がありました。それよりも、何かの機会で「社会起業」という言葉に出会ってしまった私たちが、
ふだん、どんな本にわくわくしているか。
「この本にわくわくしている人間が現実にいますよ!」と言う、
人間の存在を感じることが、
「社会起業は、本の中で起きていることでなく、現実の世界で起きていることだ」を、
何よりも雄弁に伝えると考えます。
ここ最近、「そもそも社会起業家って何?」というディスカッションがいろいろなところで議論され、最近ではcloudgrabberさんのブログ(convisage)で真正面から議論されていて、私も少し自分の思っていることを文字にしてみました。こうした定義についての議論そのものには一定の意義があると思いながらも、ついつい神学論争のように答えが見出しきれてないところが日本での「社会起業家ブーム」の悩ましいところかもしれません。恐らく現在でも人によって捉え方がだいぶ異なるのでは、と思ってます。またそれも自然なのかな、という気がします。
そんな意味で、個人的にはこの「社会起業っぽい」はいい表現だな、と想ってます。私がこのブログで掲げているテーマも「社会起業家『的な』新しいビジネス・キャリアのスタイル」であり、こうした緩やかな定義の中から、むしろ自分が大切にしたい、解決したい問題・課題に向き合うことに注力するきっかけになれば、と思ってます。
ちなみに私が「社会起業って?」「社会起業家って?」と聞かれた際、先日のcloudgrabberさんの議論へのコメントとして、下記のように書いてみました。
「(社会起業とは)社会的な問題を解決する際、ビジネス的な手法・リソースを用いて、持続可能な形で、より直接的に、事業(ビジネス)を通じて、問題解決をすること。またそのような事業を行う人を「他者が見た際に」、その人を社会起業家、或いは社会起業家「的」であるという。」というような認識・印象を持っています。
ちなみに私が最近気に入っている「社会起業っぽい!」本はこちらです。なせそう思うかの理由は改めて・・・