『デジタル・ネイティブが世界を変える』(ドン・タプスコット)読前紹介
先日書店でで偶然出会った、久しぶりに一文一文が気になる本。まだ全ては読んではないものの、コンセプトが気になって、読んだ後にきっと誰かと語りたくなる本なのでは、と思い、読前紹介です。
「デジタル・ネイティブ」とは子供の頃からインターネットが水や空気と同じように当たり前にある環境で育った世代のこと。この本はネット世代が企業、社会、学校、家庭、政治などへの影響とインパクトを、日本を含む12カ国1万人以上のインタビューの結果を踏まえ、詳細なデータ・分析を踏まえ、語られています。
具体的に挙げられていて興味を引いたのは、先日ブログでも取り上げたオバマ選挙戦でオンライン戦略の責任者だったクリス・ヒューズさんのことが取り上げられていたこと。2007年冬、巨大SNSサイト、Facebookの創業後、まだ知名度の低いイリノイ州の上院議員の事務所で働くことを決めたときに彼はまだ24歳。そんな彼がFacebookのテクノロジーを利用したり、オンラインメディアの可能性を信じ選挙戦に取り組んだ結果、700億円以上の献金を集めるオンラインプラットフォーム創りに貢献、今の政治・選挙のあり方に大きなインパクトを与えたことは改めて興味深い例でした。
先週、学生時代のアメリカの友人がニューヨークで市議選挙に立候補しました。彼のホームページを見るとYoutube, Twitter, Blog,オンライン寄付機能、全て揃っていて、あぁ、選挙にこれらのツールは当たり前の時代になってきたんだなぁ、と改めて感じます。
このブログの情報源としてよく参照するchange.orgの創業者&CEO(27歳)も取材されていて、メディア・新聞についてこんなコメントを寄せています。
「僕は新聞を読まないが十分な情報を得ている。もし重要な情報があれば、情報が僕を見つけてくれるからだ」
その他採用も含めた人材管理、マーケティングのためのヒント、教育者、市民活動家のためのヒントなど、が幅広く書かれていて、「とにかくSNSを使う」、というだけではない、深層部分で深い分析が書かれていて何か大きな変化がおきている予兆を感じることが出来ます。
きちんと読んだ上でまた改めて読後報告したいと思います。