オバマ現象、サービス・ボランティアの参画プラットフォーム化へ
「オバマ現象のカラクリ」共著者でフライシュマン・ヒラード・ジャパン田中社長が先日のセミナーで触れていたオバマ流「コミュニケーション」が気になって、早速本を読んでみました。
有難いことにポイントは全てこちらのパワーポイントに盛り込まれているのですが、改めて分かりやすく参考になった点を1つ覚書しますね。
また、先週4/21に新しく立ち上がったサイト「Serve.gov」は、発信、受信、発信機能を備えたサイトの次にくる、相互参画型サイトの出現を感じ、驚異と感嘆でしたのでこちらも簡単にご報告。
田中社長のプレゼンに、各サイトの特徴が下記のようにうまくまとめられています。
多様化する価値観により共通認識が崩壊している中で、いかに共感をもたらすコミュニケーションで民意・信頼を醸成するかが重要で、そのために【1】選挙期間中、【2】就任後移行期間中、そして【3】就任後に機能の異なるウェブサイトが作成・運営された
【1】www.BarackObama.com 発信が中心 共感の醸成 (政策・人物の魅力を広く訴えかける)
【2】www.Change.gov 受信が中心 共感をコントロール (国民のアイディア・意見を吸い上げ、過度に過熱した期待値のガス抜き作用も)
【3】www.Whitehouse.gov 発信が中心 共感を参画へ (透明性を持ちつつ政策を広く伝える)
■選挙戦を通じての数値的実績
・有権者のメールアドレス————1300万
・登録されたプロファイル————-200万人(700万以上を囲い込みに成功)
・行われたオフラインイベント———-20万回
・作られたオンライン上のグループ数—3万5000個
・ブログ投稿数———————40万件
・Facebook内のフォロアー数343万7217人(2008年12月時点)*マケインは約60万人
・7万人の個人がそれぞれのMyBO上の個人ページを通じて集めた寄付金の合計———————————-約30億円(30 million)
・献金総額————————-約620億円(2008年11月末時点。ほぼ全て個人献金)
【新しい相互参画プラットフォーム 「www.Serve.gov」の出現】

先日の投稿でも触れましたが、Serve America Actというナショナル・サービス(奉仕・ボランティア活動)を推進する法案が4/21に通過し、国内版海外青年協力隊のようなアメリコア・プログラムの拡充、社会起業家・ソーシャルベンチャー支援のファンド等に今後5年間で約5500億円程度の予算を注ぐということが可能になりました。その象徴として国内のボランティ活動に容易に参加できるポータルサイトが「www.serve.gov」ということになるようです。
*日本でいうならばCANPANは、日本財団さん運営のコミュニティサイトCANPAN、Yahoo ボランティアさん等が近いイメージでしょうか。
大統領選を通じて集められた1300万人分のメールアドレスと、Facebook創業者等が中心となって創られたSNSのインフラを基盤にして、以後拡大したアメリコア・プログラムにより年間25万人の有償奉仕活動を展開する、というニュースを目にして、不況下にありながら力強い市民と政治の力を感じるニュースでした。
下記はケネディ上院議員、オバマ大統領による記念碑的な法案調印時の画像です。ご興味ある方はよろしければ♪
[…] 「オバマ現象、サービス・ボランティアの参画プラットフォーム化へ」(4…) ———————————————————————- 【編集後記】 ———————————————————————- 週2回発行にして2週目!を迎えますが、いつも読んでくださり、有難うございます。 […]