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「小さな中国のお針子」という中国の映画を見た-。

原作はフランス語で書かれたこの映画は、文革の最中に農村に「再教育」で送られた

文学好きの2人の青年と、彼らと知り合うことによって新しい人生に目覚める農村の

少女の物語。いい映画でした。

ゆたかな、何でも手に入る日本に暮らしているとつい忘れがちな大切なこと、を映画に

よって感じ考えさせられること、よくありますよね。この映画で描かれる中国の農村では

人々は文字が読めない、そして海外の文学作品を読むことは国で厳しく禁じられている

なかで、本を通じて自由や感性というようなことを理解し、新しい自分を切り開いていく

主人公の物語です。バルザック、ドストエフスキー、魯迅などをわくわくしながら朝まで

かかって一気に読むエネルギー、久しく忘れていた感情です。特に主人公が影響を受けた

のがバルザックの本。自分は読んだことはないですが朝までかかってでも夢中になって読む

ことができるような体験をしてみたくなってしまいました。とにかく当たり前と思っていることが

実はとても幸せなことなんだなぁ、と感じるきっかけの映画でした-。

nbso

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