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2009 年 12 月 のアーカイブ

社会起業「業界」過去10年間の10大イベント by Change.org

2009 年 12 月 29 日 コメントはありません

社会起業業界過去10年間の10大イベント by Change.org
by Nathaniel Whittemore

2009年も残すところあと2日余り、いろいろと振り返ることも多いですが、以下の記事、過去10年を振り返る、という点で非常に興味深かったので、要旨のみ簡単に訳してみました。「新しい働き方のスタイル」というテーマで不定期更新のこのブログですが、いつも読んでくださっている方、初めて目にしていただいた方含め、有難うございます。

来年はTwitterを始め、Facebook、Youtbe、Ustream等のソーシャルメディアツールの影響力がますます大きくなり、このブログ、メルマガ、そしてツイッターも試行錯誤で進めていくことになりますが、どうぞお付き合いいただければ幸いです:-)

では、以下はこの夏サンフランシスコで出会ったナサニエルさん(change.org ライター)の独断で選んだ社会起業家「業界」の過去10年を振り返ったベスト10リストです。日本国内でも「社会起業家」という言葉、働き方含め、マスコミ等でも非常に話題になった一年でしたが、来年は更に発展させていきたいですね。目の前のことからひとつひとつ、役割果たしていきましょう♪

【10】ホワイトハウスでの「オフィス・オブ・ソーシャルイノベーション」設立 (April 2009)
5000万ドル(約45億円)の予算を確保した上で「ソーシャル・イノベーション・ファンド」が設立され、2010年以降、社会問題を解決するための団体に対して助成が行われることになっている。

【9】スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー創刊 (Spring 2003)
2000年代において多くの大学、MBAプログラムで「社会起業家」を扱うプログラムが創設されたが、その中でスタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー(SSIR)の創刊は代表的なものといえる。

【8】ソーシャルイノベーターの会議、「Pop!Tech」 (2003) や「TED」 (June 2006)の無料動画提供開始
「社会起業家」という言葉に含まれる要素が多様化し、定義があいまいになるなかで、「Pop!Tech」 や「TED」のような会議には、アート、科学、宗教等、分野を超えたイノベーターが集う会議として以前から一部の人には知られている会議だった。 世界トップレベルの社会イノベーターによるプレゼンテーションをインターネット上での無料閲覧を可能にしたことで、インスピレーションが何千万人という人に広がり、その効果は計り知れない。

【7】ユニリーバ社による「Ben & Jerry’s」買収 (April 2000)、キャドバリー社のフェアトレードへのシフト (March 2009)
ユニリーバ社の「Ben & Jerry’s」買収時に約束された、「社会貢献的な要素を維持する」ことは残念ながら実現されなかったが、その後、キャドバリー社が世界的なチョコレートブランドとして初めてのフェアトレード認証チョコレートの市場導入を発表。クラフト社によるキャドバリー買収が話題になる中、社会的企業へのエグジットという道が今後どうなるか、業界の今後を占う上でも重要なテーマになるだろう。

【6】iPhone登場 (June 2007)
アップル、そしてソーシャルメディア等に関しどう思うかは議論の余地はあるものの、iPhoneは個人の所有する電子デバイスとしてとてもパワフルなものであることは疑いない。現代版スイス・アーミーナイフとして、10万以上のアプリケーションが利用可能で、手のひらのデバイスを通じて情報を探したり、アフリカの難民支援のための活動までもが可能だ。またiphoneを通じてコミュニケーションの取り方が発展し、集合知、そして集団的な活動が促進されることは間違いなく。こうした動きはまだ始りに過ぎない。

【5】ティーチ・フォー・アメリカが人気就職先トップランクに (May 2009)
昨年、3万人以上のトップスクール卒の大学生を選考で落とし、全アイビーリーグ卒業生の11%(イェール大の16%含む)からの応募を受け付け、ブラウン大学、ジョージタウン大学、シカゴ大学等含む10数校の有名大卒業生の最も多い雇用主だった団体は・・・・・ゴールドマン・サックスでもマッキンゼーでもなく、教育系NPO「ティーチ・フォー・アメリカ(TFA)」だった。TFAはまだ完璧ではなく、改善すべき点はあるものの、次世代のリーダーをこの分野で育成するという目標において、大きな規模、スケール感を持って成功を収めた事例のひとつといえる。

【4】リーマン・ブラザーズの破綻 (September 2008) 、ソーシャル・キャピタルマーケットカンファレンス(SOCAP)開催 (October 2008)

未曾有の世界的経済危機の象徴としてのリーマン・ブラザーズ破綻の直後に開催され、今年2度目の開催を見たソーシャル・キャピタルマーケットカンファレンス(SOCAP)は、金融機関を含む民間企業、多くの起業家、社会起業家の参加を見て、セクター間の融合を実現、資本主義の在り方を問う貴重な場所を提供した。

【3】ムハマド・ユヌス氏(グラミンバンク)のノーベル平和賞受賞 (October 2006) 、kiva.org創設 (March 2005)
どの業界にも輝ける象徴的なヒーローが必要なように、ムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞したことは多くの人にとって「社会起業家」という言葉を知らしめるきっかけとなり、「ソーシャルビジネス」という言葉も広く知られるようになった。また、ユヌス氏に触発され、彼のの功績を更に広く知らしめたものとして、インターネットを利用して途上国の起業家への融資を可能にしたkiva.orgがある。kivaは既に1億ドル(約90億円)を超える規模の融資を実現し、同時に「Vittana」, 「Samasource」, 「Change.org」等に代表されるような、オンラインを利用した社会変革のプラットフォームの登場に道を切り開いた。

【2】デービッド・ボーンスティン「”How To Change The World”(邦題:「世界を変える人たち」)」出版 (February 2004)
社会起業家を題材にした書籍は数多くあるものの、アメリカの大学生、若い世代の多くがこの本を通じて「社会起業家」という働き方に興味を持ったといえる。あらゆるムーブメントがメインストリームに移行する際書籍が必要なように、この本の果たした、そしてこれから果たす役割は大きいといえる。

【1】eBay によるIPO (September 1998)
投資情報専門誌「バロンズ」において、先日発表された篤志家(フィランソロフィスト)ランキングの1位、2位に選ばれたのは、ピエール・オメディア氏(eBay創業者)、ジェフ・スコール氏(eBay最初の従業員)だった。オンライン・オークションサイト大手としてeBayのIPOを1998年に果たした際、彼らが得た巨額の上場益を社会起業家的な業界の礎を築くために多くの投資をした貢献は非常に大きいものがある。10億ドル(約900億円)以上をつぎ込んで設立したスコール財団は、スコール・ワールド・フォーラム等、社会起業家支援のための様々な試みを行い、また気候変動問題に警鐘を鳴らしたアル・ゴア元副大統領の「不都合な真実」等の社会的な映画製作を行う会社、「パーティシパント・メディア」もスコール氏の支援により設立された。

なお、補足として社会起業家中間支援組織としての「アショカ」、「エコーイング・グリーン」も挙げられる。特定の大きな出来事・イベントはないものの、すべての人がチェンジメーカーである、と謳い業界の声として世界中の社会起業家を支援してきた「アショカ」、そして多くの若手社会起業家、イノベーターに投資を行っている「エコーイング・グリーン」は80年代から重要な役割を果たし、21世紀においても欠かせない役割を果たすことが期待されている。

更に補足として「chronology of social enterprise」というPDFにまとめられた資料にはより包括的な社会起業業界の歩みが記されているので、興味のある方はご参照ください。

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【お知らせ】:東京財団主催フォーラム (1/15)、ロザンヌ・ハガティさん (コモングラウンド創設者・代表)を迎えてのフォーラム

2009 年 12 月 15 日 コメントはありません

東京財団の方からご連絡をいただいた以下のイベント、告知協力させて頂きます。

米国のホームレス支援NPO「コモングラウンド」、そして創設者のロザンヌ・ハガティさんは以前に私のプロフィールブログでも過去に少し触れましたが、自分にとって大きな原体験を与えてくれた、先端的な社会起業家的な取り組みを過去20年近くに渡って実践している組織、人です。

今回は東京財団主催、ジャパン・ソサエティー共催でフォーラムをされるそうです。社会起業家的な働き方・生き方、ホームレス支援、地域再生、リーダーシップ、非営利団体のマネジメント等に興味・関心のある方はぜひご参加くださいませ。

Rosanne Haggerty
[写真:from ABC]

・コモングラウンドホームページ(日本語)
http://www.commonground.org/Japanese/
・米ABCで放映された約13分の紹介動画
http://www.youtube.com/watch?v=D_RqCsUp37A
・『ソシアレ』過去投稿~「コモン・グラウンド、ロザンヌ・ハガティ氏に関して、補足」
http://bit.ly/7YTJRl

【以下東京財団ホームページより~】
★詳細・お申し込みはこちら
http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=142
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第31回 東京財団フォーラム
「都市における地区再生とは-日米の事例から」
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【日時】2010年1月15日(金)18:30~20:30
【場所】日本財団ビル2階 会議室(港区赤坂1-2-2)
【テーマ】「都市における地区再生とは-日米の事例から」
【講師】ロザンヌ・ハガティ(コモングラウンド創設者・代表)※逐次通訳付
【モデレーター】岡部友彦(コトラボ合同会社代表)
【参加費】無料 (事前のお申し込みが必要です)
【共催】ジャパン・ソサエティー

人口が流入し政治や経済も活発な大都市の中には、貧困や老朽化などにより、周りの発展から取り残され荒廃する地区ができています。都会の中を行き交う人々も避けて通るこうした地区を、どのように再生させ、活気ある都市の中に再び組み入れていくか――。

来年1月の東京財団フォーラムは、都市における地区再生の問題を取り上げ、日米の事例をもとに議論します。

米国の非営利団体コモングラウンドは、経営破綻で老朽化が進み、ホームレスや麻薬中毒者の溜まり場となっていたニューヨークの「タイムズ・スクエア・ホテル」を再生し、ホームレスに住居と自立支援を提供してこの地区を復活させました。全米各都市やオーストラリアにも広がりを見せる彼らの手法とその取り組みについて、同団体の創設者で代表のロザンヌ・ハガティ氏に語っていただきます。

一方、日本からは横浜市の寿町地区で日雇労働者向けの簡易宿泊所をバックパッカーなどの旅行者向けにゲストハウスとして活用する「ヨコハマホステルビレッジ」プロジェクトについて、コトラボ合同会社代表の岡部友彦氏が紹介します。その後、両氏には地区再生における日米の共通点や相違点、仕組みの応用可能性、現場
で感じることなどについて対談していただきます。

お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
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【お知らせ】12/18 19:00- 第6回『ネットスクエアード東京』イベント:イノベーションのハブThe Hub共同創業者を招いて開催

2009 年 12 月 6 日 コメントはありません

引き続きイベントのご案内で失礼します。こちらも2009年7月から力を入れて何人かの仲間と進めている『ネットスクエアード東京』主催のイベントです。以下、今回初来日のジョナサンさんとは9月に参加したソーシャルキャピタルマーケットカンファレンスで知り合い、今回思いがけずご縁を頂き、来日が実現しました。世界21都市に社会イノベーターが集まる「The Hub」を展開、今までにない新しい働き方を唱え、実際にアクションを起こしている30歳の社会起業家です。よろしければ是非ご参加ください♪
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ネットスクエアード東京 2009年12月 イベント Vol. 6

『世界21都市で社会イノベーターのための創造スペース「The Hub」を運営、共同創業者ジョナサン・ロビンソンの”世界を変える”方法』(*日英 逐次通訳付き)

ネットスクエアードとは、Twitter、SNS、ブログなどのソーシャルメディアを有効活用することでNPO(非営利団体)や社会貢献活動を活性化させ、社会にポジティブなインパクトを与えることを目的に設立されたグローバルなネットワーク組織です。
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【お知らせ】12/11&12 『ネットスクエアード』共催イベント~米国専門家を招きソーシャルメディア&Twitterセミナー、開催します

2009 年 12 月 6 日 コメントはありません

2009年7月から『ネットスクエアード東京』という名前で数名の仲間と「ソーシャルメディア」の「公共・社会性のある利用」というテーマで、イベントを開催してきました。今回は急なご連絡ですが、以下要領で初めてセミナーを開催することにしました。お蔭様で既にお申し込み枠の半分に至るお申し込みを頂いています(12/6時点)。もしよろしければどうぞご参加くださいませ。
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NealWebネットスクエアード東京 2009年12月 イベント 番外編

この度、米国在住ソーシャルメディア専門家・「ウィンドミルネットワーキング」代表として活躍されているニール・シェーファー氏の来日のタイミングにあわせ、直前のお知らせで恐縮ではありますが、ソーシャルメディア&Twitterに関してのセミナーを12月11日(金)&12(土) に実施することにいたしました。

*当初12月11日のみでしたが、大変多くのお問い合わせを頂いたので急遽「12月12日(土)10:30-12:30」のセッションを追加いたしました(12/6時点)。

今までのネットスクエアードのイベントと異なり、日中開催、有料でのセミナーとなります。以前から社会的な目的でのソーシャルメディア活用を唱えてきましたが、今後ますます必要となってきているソーシャルメディアのリタラシー向上が非常に大切な点であると考え、このテーマに関し、最適な講師を日本に迎えることができたこともあり、今回のセミナー開催に至りました。講師のニールさんはソーシャルメディアのこれからの社会に与えるインパクトの大きさ、そしてその根底に潜む「ペイ・フォワード」、という言葉に現されるような、他者に対する貢献というコンセプトを心から信じ、実践してきた方です。情報満載で情熱に溢れたセミナーになるはずです。よろしければご参加ください。
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