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2009 年 11 月 のアーカイブ

パブリック、プライベート?社内チェンジエージェントが求められる時代

2009 年 11 月 20 日 コメントはありません


先日目にしたビジネスウィークの記事「Change Big Business From the Inside(大きなビジネスを内から変えよう)」が興味深かったので簡単にupdate。

まず興味を引いたのが、同記事によると、アメリカ国内での教育系非営利団体ティーチ・フォー・アメリカへの応募数が前年比42%増加、国が実施している 1年間のサービス(奉仕活動)プログラム、AmeriCorpsへの応募は3倍近く、と公共サービスへの人気がとても高くなっていること。

昨今の景気状況で民間企業での採用が厳しくなっていること、漠然とで今までの資本主義のあり方への懐疑の念、また政府の政策としてのパブリックサービス強化、という背景もあると思います。

ただ記事の著者が熱く語っているように、ビジネスには良きにつけ、悪しきにつけ、今後も世界を変える大きな力を持っていることは、今更言うまでもなく、ウォルマートのサステナビリティへの取り組みや、ノキア・シーメンス社が取り組んでいるイランの民主化のための事例等を紹介しています。

著者は社内からmake a differenceをするため、3つのヒントを紹介しています。

【1】Do Your Due Diligence.(自分でデューデリジェンス(事前調査)をしっかりすること)
企業のパンフレットに掲載されている企業幹部が植林をする写真等に惑わされることなく、企業のコアビジネスがサステナビリティに対してどのような取り組みをしているかをしっかり見極めることが大事。

【2】Check Up On the Company’s Signed Commitments.
企業がとして取り組んでいる様々な業界での取り決め等があるので(例えば金融機関であればこちら「http://www.equator-principles.com」)、そのようなものを可能な範囲で調べましょう(採用面接等で聞くのではなく:-))。

【3】Once You’re In, Learn the Ropes, Then Fill the Gaps.
企業に入ったら会社が変わるのを期待するのではなく、まず自分が会社の成功のために努力し、スキルを身につけ、その上で、どのようにしたら変革できるか、実績を上げた上で、具体的に提案してみましょう。

簡単な提案ではないですし、また、 昨日発表の大学生の就職内定率が62.5%という数字を見るにつけ、悠長なことを言ってられない、という気持ちもあると思います。

ただ、NPO、社会起業家の機運が高まるのはいいことだと思いますが、一方で自分が本当にやりたいことを見極め、プロとしてのスキルを身につけるにはどのような歩みを取るのがいいのか、特に就職活動中の学生の方への期待と応援も込めて、ご紹介でした。

*ちなみにこの記事の著者は学生時代からコミュニティサービスにとても熱心で、大学卒業後はアメリコア・プログラムの原型となった革新的な奉仕プログラム(City Year)に参加、その後ニューヨーク市の行政等に関わり、MBAを取得、その後は石油会社でのCSR・人権担当の仕事に10年間従事、今は国連で人権関係のアドバイザーをしている、とても素敵な方です。

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「Kiva」問題から学ぶこと~透明性の大切さ&祝4周年

2009 年 11 月 17 日 コメントはありません

kiva
世界中の個人融資家と途上国起業家の間で志あるお金を繋ぎ、日本でも知名度が高く、日本支部も立ち上がっているオンライン・マイクロファイナンス・サービスNPO「Kiva (http://www.kiva.org/)」について、先週のニューヨークタイムズでちょっとした記事がありました。

Confusion Over Where Money Lent on Kiva Goes.“(Kivaに貸し出されたお金の行き場所についての混乱) New York Times November 8, 2009

ポイントは、「個人対個人のマイクロファイナンス」を売りにしていたのに、実態は個人対マイクロファイナンス機関の貸付けであり、一部参加者に誤解が生じているのではないかという内容でした。

*日本語でのブログで詳細にコメントされたものがあり、参照させていただきました。やはり個人対個人のオペレーションへの負担は大きなものがあり、実際に個人への融資というよりもMFI(マイクロファイナンス機関)にまずは届けられ、そこから個人にお金が届く、という仕組みはある種致し方ない、とのことです。

従い、ホームページの表記も以下のように変わりました。
「Kiva lets you lend to a specific entrepreneur, empowering them to lift themselves out of poverty.」
(kivaは個別の起業家への融資を可能にすることで、彼らを力づけ、貧困から解放します)

「Kiva connects people through lending to alleviate poverty.」
(kivaは人々を融資を通じて繋げることで貧困を撲滅します)

今や設立から4年が経ち、1億ドル(約90億円)の少額融資を実現させ、約57万人の貸し手(特定のプロジェクトに$25以上を投じる個人)と、約24万人の起業家たちを引き合わせた功績は偉大なものがあります。これからも社会起業家的な事例として成長が期待されるだけに、期待と応援の気持ちが込められた多くのブログでの記事、分析があったことが印象的でした。
NPO、社会起業セクターとしても、今回の事例から改めて「透明性」「信頼」の大切さを学び、次に進んでいこう、という声がとても力強く感じられたので、紹介させていただきました。

ご興味ある方は「My Last Word on the Kiva Controversy」(Change.org) をご参照くださいませ。

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【お知らせ】11/26 『ネットスクエアード』イベント~『アフリカ難民支援に取り組む米国社会起業家のソーシャルメディア活用法』を行います。

2009 年 11 月 11 日 コメントはありません

FORGE

私が関わっている「ネットスクエアード東京」主催の企画としてイベントを実施することになりました。シェアステンさんとは9月に参加したSOCAPで出会い、その後のやりとりを経て今回日本に来ていただけることになりました。*以下に記載あるとおり、日米ユースフォーラムへの参加が主たる目的ですが、ネットスクエアードにもゲスト参加いただけることになりました。是非、サンフランシスコのしなやかな社会起業家に触れる機会として、参加いただけたら幸いです。セミナー後、食事・飲み物もご用意して交流の機会も準備しています。
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NetTuesday Tokyo vol. 5 (ネットスクエアード東京 2009年11月イベント)
『米国注目の社会起業家・難民支援NPO「FORGE」における、
インターネット&ソーシャルメディア活用の秘訣』

(*日英 逐次通訳付き)

NetSquaredとは、Twitter、SNS、ブログなどのソーシャルメディアを有効活用することでNPO(非営利団体)や社会貢献活動を活性化させ、社会にポジティブなインパクトを与えることを目的に設立されたグローバルなネットワーク組織です。

2009年7月から、東京では月に一回の交流会(NetTuesday)を開催してきましたが、この度、サンフランシスコを拠点に、難民支援NPOを率いるシェアステン・エリクソンさんを招き、NPOの難民支援活動分野での海外の最先端状況、社会起業家としてのアプローチ、そしてインターネット、ソーシャルメディアを利用した資金調達、事業展開について語っていただきます。

是非ご参加ください。
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【開催概要】
日時:11月26日(木)19時30分-21時30分(19時開場)
会場:ちよだプラットフォームスクエア( http://www.yamori.jp )
1階イベントスペース DeliCafe
講師:シェアステン・エリクソン氏 (Kjerstin Erickson )
難民支援NPO FORGE(www.forgenow.org) 創業者 兼 CEO
参加費:3,000円
定員:約60名(要事前申し込み)
申込方法:こちらのフォームよりお申し込みお願いします。

参加対象:NetSquared(ネットスクエアード)東京の活動に興味・関心をお持ちの方

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「今回のエリクソン氏の来日は日米ユースフォーラム(11/27&28)の招聘により実現しました。
感謝申し上げます。エリクソン氏はそちらでもパネルとして登壇されるので、26日のご都合が悪い
方は是非以下のURLから日米ユースフォーラムをご参照ください。
www.jasc-japan.com/youth-forum
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====プログラム====
19:00 開場 *スナックとソフトドリンクを準備しております
19:30 主催挨拶
19:35 講師レクチャー(45分)* 逐次通訳あり
20:20 Q&A
20:45 交流会(-21:30)
*軽食とビール・ワイン・ソフトドリンクをご用意致します。

(司会) 市川裕康(ネットスクエアード東京)

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kjer

■シェアステン・エリクソン氏 (Kjerstin Erickson ) 【経歴詳細】
難民支援NPO FORGE(www.forgenow.org) 創業者 兼 CEO

2003年、当時スタンフォード大学在学時にアフリカの難民問題に強く興味を持ち、20歳でFORGE(http://www.forgenow.org)を設立。アフリカに図書館を作るプロジェクトから始まり、女性の自立支援センターやコンピューターセンターの設立など、職業訓練、自立のための支援を中心に事業を展開。

延べ7万人の難民の支援を行っている。FORGEの推進にあたって、ブログ、SNS、Twitter等のソーシャルメディアを効果的に用いて活動を拡大し、2009年10月にエリクソン氏はTwitterより正式に推薦ユーザーに選ばれ(@kjer)、現在11万人以上のフォロワーに対して情報発信を続けている。

ウォール・ストリート・ジャーナル、CNN等でも注目の社会起業家として広く取り上げられている。

略歴詳細@FORGE ホームページ
http://www.forgenow.org/content/us-staff

【参考関連記事・動画】
-「世界の社会起業家が集結!サンフランシスコSOCAP 09での注目すべき3人
ソーシャル・キャピタル・マーケット・カンファレンスに参加して」日経BPnet
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091017/189177/?P=3

-YouTube上シェアステン・エリクソン (Kjerstin Erickson )氏関連動画
“DoSomething.org – Kjerstin Erickson, Teen Choice”

“FORGE video”
http://www.youtube.com/watch?v=PAivkzrsIm0

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■「ネットスクエアード東京」について
URL:http://www.netsquared.jp/

NetSquared(ネットスクエアード)は、Twitter、SNS、ブログなどのソーシャルメディアを有効活用することでNPO(非営利団体)や社会貢献活動を活性化させ、社会にポジティブなインパクトを与えることを目的に設立された、世界的に広がるボランティアによるコミュニティです。本部は米国サンフランシスコにあり、世界約80都市にある支部で、月に1回「NetTuesday」と称しセミナー、ワークショップ、ネットワーキング・イベント等を実施するのが主な活動で、年に一度ビジネスプランコンペティションも実施しています。ネットスクエアード東京は2009年7月に発足し、毎月第4火曜日を目安にに勉強会・交流会を行っています。
興味ある方は netsquared.tokyo@gmai.com までお問い合わせください。ニュースレターの配信の申込も
http://www.netsquared.jp/ から受け付けております。

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数字で見た世界の社会起業家精神~change.orgより

2009 年 11 月 11 日 コメントはありません

数字でみた世界の社会起業家(www.Change.org /Nathaniel Whittemore)

social entrepreneurship

改めて数字で世界の現実を知る、という意味で、先日目にしたchange.orgの投稿記事「Social Entrepreneurship by the Numbers」が興味深かったので、抄訳してみました。

問題解決のために日々取り組んでいる人がいることを現実の数字として意識する、いいきっかけになりました。是非ご参照くださいませ。

【30年】:
社会起業家として世界的にも高い評価を得ている一人である、グラミン銀行総裁ムハマド・ユヌス氏が1976年に事業を開始してから、ノーベル平和賞受賞(2006)までにかかった年数
【$27】:
ユヌス氏が最初に貸し出した融資金額
【2000人以上】:
世界的な社会起業家企業支援非営利組織アショカが今までにフェローとして選んだ社会起業家の数。
【60カ国】:
それらフェローの出身国の合計
【40億人】:
BOP(ボトム・オブ・ピラミッド、またはベイス・オブ・ピラミッド)と呼ばれる、一日2ドル以下の水準で生活をしている人々のおよその数。多くの社会起業家がこれらの人々を消費者、利害関係者とみなし問題解決に取り組んでいる。
【$60,000/$90,000 (約540万円/約810万円)】:
社会起業家またはプロジェクトチームの新規事業に対する助成金として定評があるエコーインググリーンフェローに対し提供される2年分の金額
【$27,000,000 (約243億円)】:
エコーイング・グリーンが社会起業家のスタートアップ支援のために提供してきた金額の合計
【63】:
社会起業家&ビジネスを通じて社会へのポジティブな変化をもたらすことを目指す大学院生(主にMBA)により設立された『ネットインパクト』の2002年当時の支部の数
【203】:
『ネットインパクト』の2008年の支部数
【1】:
ティーチ・フォー・アメリカ創業者、ウェンディ・コップ氏がその主要なアイディアを生み出すのに要した学部卒業論文の数。ティーチ・フォー・アメリカは優秀な学部卒業生に対し、2年間のフェローシップを提供、貧困地域の教育改善に取り組ませるしくみ。近年の社会起業家として最も賞賛を受けている事例のひとつ。
【300万人】:
1990年のティーチ・フォー・アメリカ設立以来、ポジティブな影響を受けた学生の数
【$200,000,000(約180億円)】:
世界的なコンサルティング会社「サステナビリティ」試算による、年間に、財団から社会起業家・ソーシャル・エンタープライズに提供される総額
【$306,390,000,000(約27兆円!)】:
2007年の米国内でのチャリティへの寄付金総額
【72%】:
資金へのアクセスが一番の困難といっている社会起業家の比率
【71%】:
アショカのフェローの内、選ばれてから10年以内に国の政策にインパクトを与えているフェローの比率
【70%】
ムハマド・ユヌス氏による、社会起業家のうち、「クレイジー(常識破り)」な人の比率
【About 6,700,000,000(約67億人)】:
アショカの目標である「誰もがチェンジメーカー」が実現した際、地球上の社会起業家の数

引用元・関連リンクはオリジナルブログ記事「Social Entrepreneurship by the Numbers」参照ください。

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Twitterに込められたボランティア精神(9つのツイッターの便利な使い方)

2009 年 11 月 6 日 コメントはありません

twitter先日、何気なくある人のTwitterのアカウントをfollowしたところ、翌日に以下のようなDM(ダイレクトメッセージ)が届きました。

「TEDchris: Thanks for the ‘follow’. Here’s how I like to use Twitter – hope this is helpful: http://tr.im/oQTr V best to you…」
(フォローを有難う。これは僕がどうツイッターを使うかをまとめたものです。参考になるのといいのですが。http://tr.im/oQTr 健闘を祈ります。)

Twitterの使い方ガイドは確かにウェブ上にたくさんあるものの、こうして自分の身近な行為(followをする)に対し、その結果として個別に返事があり(それが仮に自動返信だとしても!)、小さな善意を感じウェブサイトを訪れました。 すると、とてもシンプルだけれど、とても「役に立つ!」アイディアとヒントをもらう経験でした。

その中でも特に秀逸だったのが、『ツイッターの質問項目「いまなにしてる?」を文字通り受け取らないこと!』、とあり、代わりに、「他の人が興味を持ちそうな何を共有できる?」に読み変えること、というアドバイス。それだけでも大きな発見、学びでした。さらに拡大して言うなら、「他の人に役に立ちそうな何を共有できる?」というところがTwitterの本質のひとつなのでは、と思った次第です。

そんなこのクリスさんの善意に答える形で、以下、意訳ですが簡単な補足情報を添えて日本語にしました。よろしければご覧くださいませ。オリジナルは6月に掲載されたもので少し古いものもありますが、なんと今までに5万回以上閲覧され、つい最近でもコメント欄にお礼がついています。
*もちろんこのクリスさんが世界的なイノベーターが集まるTEDの主催者であることももちろん信頼度を増していることはいうまでもありませんが、このようなささやかな形でのリスト、自分に興味のある分野のことであれば、以外と誰でもできるはず:-)、身近なところからポジティブな変化、作れるのでは、と思う出来事でした!

Simple tips for a better Twitter experience

1.ツイッターの検索機能を使いこなそう。
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