オックスフォード大学のSaïd Business School~Skoll Centre for Social Entrepreneurshipのディレクター、パメラ・ハーティガン(Ms. Pamela Hartigan)氏によると、世界中のMBAプログラムにおいて、「massive changing culture of the MBA」が起こっているとのこと。ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビュー記事が興味深かったので簡単にupdate-
*ちなみにハーディガン氏はかつてスイスのシュワブ財団にて世界中の社会起業家支援プログラムのマネージング・ディレクターであり、英治出版より日本語訳が出版された「クレイジー・パワー」(The Power Of Unreasonable People: How Social Entrepreneurs Create Markets That Change The World.)の著者でもあります。
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今朝の朝日新聞に、「社会起業家ー新しい働き方を育てよう」と題した社説が掲載されていました。(Mさん、ご連絡有難うございました)。
似たタイトルのメルマガを発行しているものとしては、今まで地味にではあるけれどメルマガやブログで綴ってきたことが、社会の認知を得ているような気がして、少し嬉しいニュースでした:-)。
メルマガ
【『ソシアレ』~社会起業家的な新しい働き方のスタイル】(毎週火・金配信)
ここ最近、週間ダイヤモンド、ソトコト、大手テレビ局でも「社会起業家」特集を組まれ、書店でも「社会起業家コーナー」があることは、言葉の認知がされ、そのようなアイディア、働き方がある、という認識が拡がる点で意義深いことだと思います。
ただ・・・・
改めてここからが正念場だと思います。いくつかの素晴らしいエピソード、目を輝かせた若者の写真という理解・イメージを超えたところで、収益をきちんと出しながら社会問題を解決する、骨太な事業アイディア、ビジネスプランがもっともっと出てきて、いずれ就職・転職先として十分に検討しうるような時代がくればいいなぁ、と願ってます。
一時的な不況による雇用不安の清涼剤としての「社会起業家(シャカイキギョウカ)」というコトバ、ある特定のヒーローが全てを解決してくれるというような受け止め方ではなく、1人1人の心の中で、身の回りのことから、社会起業家「的」なアプローチで、ささやかでも一つ一つインパクトを与えていけるような働き方・生き方を模索する時代になっているのだなぁ、と感じます。
政府、大手メディアも、是非そんなアクションに繋がる取り組みを長期的にサポートしていただけたら、と思ってます。
アメリカではオバマ政権の戦略的施策としてオフィス・オブ・ソーシャル・イノベーションを設置、コミュニティ・サービス支援の予算に今後5年間で5500億円を投じ、毎年25万人を国内長期ボランティア活動に従事させる法案を通過させました。また50億円規模の社会起業家支援のファンド設立のための法案を現在提案しているところです。
*不況きっかけに高まるアメリカのボランティア(パブリック・サービス)ムーブメント(参照)
宗教・文化・政治・経済的背景も異なる海外の事例ではあるものの、これだけグローバル化した時代、きっと日本でも真似が出来る、参考にできる、一緒にコラボレートできるアイディアがあるのでは・・・・そんな思いで今後もこつこつとではありますが、海外の社会起業「的」な事例を紹介していけたら、と思ってます。
情報の発信と併せ、具体的な事業としても、例えば自分が今まで関わってきた「海外留学生の日本帰国後の就職支援」、そしていずれ、「社会起業家的な志向性を持った方のキャリア支援」というテーマで何かできることはないか、と考えているところです。こちらのブログでも少しずつそんな話も触れていけたら、と思ってます。(*既に海外ではNPO、社会起業家的な企業・団体を繋げる人材紹介会社(コモングッド・キャリアという会社)が存在してますしね)。
いつもながら非常にクオリティの高いブログ投稿をしているNathanielさん(Change.org / Social entrepreneur)の記事を読んで感じたことを箇条書きにて:
・「ウェブ3.0」の前兆となるようなものが進んできている。
政治や趣味、そして社会的な活動にまで広くインターネットが使われるようになり、またiphone等の携帯端末の発達により、よりリアルタイムででオンラインとオフラインの融合が進んでおり、今まではウェブの世界だけにとどまっていたウェブ・SNSがより実際のオフラインにますます拡がっている・・・というような分析。
1つの例としてはおなじみオバマの選挙戦、そして就任後のソーシャルメディアの利用。詳細はここでは割愛しますが、下記ケーススタディのスライドは秀逸です。
・Virgance
オバマキャンペーンで行われたことを受け継ぎ、更に進化させた試みを行っている会社として、シリコンバレーに拠点を持つ「Virgance」のことをウェブ3・0企業として高く評価しています。ソーシャルメディアをマーケティング的に最大限に活かし、太陽光パネルの共同購入をさせたり、環境にやさしい企業や商品をコミュニティの力を利用して応援・プロモーションするウェブを利用した試みを展開している会社です。また、つい先日買収したグリーンオプションという環境関連のメディアは月間250万人のユニークユーザー数を誇る巨大ブログメディアで、ますます大きな影響力をこれから持っていくと思われます。
ちなみに下記5つがVirganceが実際に事業を始めたり、買収を行う際に従っている5つのルール。現実的かつ、収益も重視しているところがポイントです。
-It must lead to measurable change as directly as possible(出来るだけ目に見える直接的な変化をもたらすこと)
-It must involve lots of people via social media in making that change(変化を起す過程で多くの人をソーシャルメディアを用いて動員すること)
-It must use carrots not stick
s i.e. finding or creating aligned incentives rather than punitive measures(誰かを非難するようなネガティブ・キャンペーンではなく、インセンティブなどのポジティブなアライアンスを作り出すような形での取り組みを行うこと)
-It must scale on a common tech
nological infrastructure (一般的な技術的なインフラを利用し、規模の拡大ができること)
-It must have a solid business model (healthy gross margins)(しっかりと収益を生み出すことが出来るビジネスモデルを持っていること)
閑話休題 :-)
今日は図書館で調べ物をしていたら、突然関西地方にいる友人Lさんからメールが・・・。「今図書館にいる?」とのことでなんだろう、と思っていたらちょうど図書館の近くの席に座っていた共通の友人Tさんが15年ぶりに僕らしき人物を発見。そのBさんが「まさか・・・。似た人がいるなぁ」と思いながら念のため共通の友人である関西のLさんに連絡、僕の携帯にメールをくれたのでした。おかげさまでTさんと15年ぶりの再会を果たしたのでした。メデタシ♪ ウェブ3.0とはいわないかもしれませんが、ますますリアルになる携帯の力にびっくりの一日でした。
今まで名前くらいしか知らなかったジャック・アタリ氏、たまたま連休中にテレビを見て、20分程度しか見ることが出来なかったのですが、とても気になるキーワードを連発されていたこともあり、自分への備忘録メモとして。
番組を見逃した方はNHKのオンデマンドサイトで有料(315円)ですが視聴できるようです。
ジャック・アタリ 緊急インタビュー
「第1回 危機の核心とは何か」
「第2回 世界を襲う5つの波」
「21世紀の歴史」という翻訳本が昨年日本でも出版。読んだらまたご報告させてくださいませ♪
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突然「同窓会マネジメント」と突然いわれてもピンと来ないかもしれませんね。
実は連休中に自分が留学時に卒業した大学の同窓会の幹事業を行ったのです。Google等が提供する無料サービスを工夫して利用することで極めて簡単に管理が出来るようになったので、NPO活動、コミュニティ運営で一苦労されている方に少しでも参考になれば、ということでご紹介させていただきます。
一番便利だ!と思った点はGoogle Groupを利用したニュースレター、告知メールの送付、です。
メーリングリストとして誰もが情報発信できる機能としてではなく、管理者からのみの情報配信が可能という設定に変更することで、簡単なニュースレター配信、ニュースレターのアーカイブ、そして会員の管理ができるようになります。
一昔は印刷したリストを作ったり、茶封筒での封入作業をしたり、という時代があったとは思いますが(今もウェブを利用されない世代をメンバーを持つ組織の場合、配慮の必要性はあると思いますが)、本当に幹事さんは楽になったのでは、と思います。
併せてグーグルでも「Google for non-profit」というサービスを提供しています。
「You’re changing the world. We want to help.~Learn how you can use Google
tools to promote your cause, raise money, and operate more efficientl」
こちらではメールアドレス、スケジュール管理、お金の徴収まで全て無料で利用することができます。
【注:5/20 追記】お金の徴収は米国に拠点がある、NPOのステイタスのある団体でないと不可とのことでした。詳細はこちらをご参照くださいませ。
既にご存知の方は多いかもしれませんが、もし私と同じように苦労している人がいたら、と思い、ご紹介させていただきました。
下記にかつて同様トピックに関して書いたブログ投稿があったので併せてご参照くださいませ。
「同窓会マネジメントというしくみ」
この連休中に少しまとめてインターネットで作業していて気がついたことにtwitterの持つ大きな影響力があります。
例えば、その1つの例が、Twitterを使うことで日本に、自宅に居ながらにして海外のカンファレンス・イベントへの擬似参加体験が得られること。
昨日5/4にワシントンDCで「Accelating Social Entrepreneurship」(ソーシャル・アントレプレナーシップをどう推進するか)という会議が行われていました。「#09ase」というタグをいれて検索するとこちらのページで表示されるような画面でリアルタイム・ログを見ることが可能です。
もちろんカンファレンスによっては、ビデオ動画がスピーディに提供されることも多くなっており、グローバルな意見・アイディアのやりとり・対話が本当に広がっているなぁ、と感じます。以下ビデオ動画の例を1つご紹介。
4月22日に開催されたグローバル・フィランソロフィー・フォーラムのクリントン国務大臣のスピーチ(15分)は、これからのパブリック・プライベートのパートナーを推進し、国として「スマート・パワー」を前面に打ち出し、社会起業家的なアプローチを外交に活かしていくことを、とても力強く、訴えかけています。グラミンバンクやメキシコ・アフリカ等の社会起業家の事例を紹介しながら、「ことば」という武器で国民を巻き込みながらリードする国のリーダーとして「お見事!」といえる仕事をされている、と感じます。
社会起業家支援として実績のあるNPO法人ETICが、ベンチャー企業からのパートナーシップを得て、社会起業・ソーシャルベンチャーに対してのグラントの応募受付をしています。最大100万円の資金提供、そして何より事業コラボレーション、メンタリングなどが得られる、とのことで、とても貴重なきっかっけになりそうです。締切まであとわずかですが告知させていただきますね。

2009年3回募集(第1期〆切5月15日)

http://www.i-grant.jp/
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●フロンティアを切り拓いてきたベンチャー経営者と連携しソーシャルビジネスを創造する!
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社会を変えるプロジェクト・事業を募集 イノベーション・グラント2009
~事業コラボの機会・資金(最大100万円)・起業家メンター等を提供~
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主催:NPO法人ETIC.
パートナー:スリープログループ・イデアインターナショナル・ピースマインド
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