先日ネットレイティング社から発表された統計結果 によると、2009年4月時点で、日本人のTwitter利用者が約52万人、1月時点から3ヶ月で2.6倍に増加しているとのこと、欧米に比べると増加幅・利用者数供に少ないものの(米:約170万人、英:約250万人が利用)、年内きっと大幅な増加がされ、ビジネス、そして社会的な利用にもつながるのでは、という予感から少し調べて見ました。
創業者Eva Williams(エヴァン・ウィリアムズ)氏のTEDというカンファレンスでのプレゼンテーション(2009年2月)
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Twitterの利用者が世界中で3200万人を超えたとのこと。ちょうど一年前が160万人程度だったことを考えると、尋常でない成長スピードにただただ驚くばかり。
ひとつのメディアとしてみたときに、テレビ、ラジオ、電話、e-mail、インターネットと比較できない程その成長・インパクトの可能性が話題になっているようです。
自分自身Twitterで何ができるのか?は十分に分かってないものの、例えば災害地で緊急性の高い情報をTwitterで発信したり、インフルエンザの新しい情報を迅速に伝えたり、公共性の高い利用から、ブログからでは見えにくい人間性が滲み出る(?)情報発信が可能になったり、まだまだ本当の意味・使い方は模索のようです。さらにTwitter事体は収入基盤が確立されてない、ということもあるものの、とはいえ・・・これだけ話題になっていると気になってしょうがない、というのが正直な気持ちです。
簡単なイラストを使ったTwitter紹介動画はこちら(英語 2:25)
オバマキャンペーンでオバマ候補がTwitterのアカウントを持っていたり、ホワイトハウスでもオフィシャルのアカウントを利用していたり、政府やNPO/NGO活動のイノベーションにどう役に立てるか等、ビジネス以外の目的でもその可能性が注目されています。
こちらのブログ記事はそんな意味でこの新しいメディアとしてのTwitterにどう向き合うか、ということを豊富なリンクとともに紹介しているので、英語ではありますが、興味のある方、よかったら覗いてみてください。また読み砕いたらブログ上でも紹介したいと思ってます。
Twitter and the emerging medium for change -> “What are you doing?”
【おまけ】
最近リリースになったばかりの「TOPSY 」 というサービス、Twitter上の話題になっていたり、多くの人に引用されているTwitterユーザーとその投稿がすぐに検索されるというサービス。グーグル検索やブログ検索の次にはこんなTwitter検索が主流になる時代がくるかも、ですね-。
デジタル・ネイティブに関して、日本での事例はどんな風に取り上げられているのかは興味津々ですが、先日テレビでも紹介され話題になっている18歳高校生ダイチくんのYoutube動画は、ある意味デジタル・ネイティブとしての活躍の例なのかな、と思います。楽器を使わないボイス・パーカッション(ボイパ)の世界大会に挑んだ彼の動画は世界中で既に100万人に閲覧されています。とにかくすごかったです♪
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先日書店でで偶然出会った、久しぶりに一文一文が気になる本。まだ全ては読んではないものの、コンセプトが気になって、読んだ後にきっと誰かと語りたくなる本なのでは、と思い、読前紹介です。
「デジタル・ネイティブ」とは子供の頃からインターネットが水や空気と同じように当たり前にある環境で育った世代のこと。この本はネット世代が企業、社会、学校、家庭、政治などへの影響とインパクトを、日本を含む12カ国1万人以上のインタビューの結果を踏まえ、詳細なデータ・分析を踏まえ、語られています。
具体的に挙げられていて興味を引いたのは、先日ブログでも取り上げた オバマ選挙戦でオンライン戦略の責任者だったクリス・ヒューズさんのことが取り上げられていたこと。2007年冬、巨大SNSサイト、Facebookの創業後、まだ知名度の低いイリノイ州の上院議員の事務所で働くことを決めたときに彼はまだ24歳。そんな彼がFacebookのテクノロジーを利用したり、オンラインメディアの可能性を信じ選挙戦に取り組んだ結果、700億円以上の献金を集めるオンラインプラットフォーム創りに貢献、今の政治・選挙のあり方に大きなインパクトを与えたことは改めて興味深い例でした。
先週、学生時代のアメリカの友人がニューヨークで市議選挙に立候補しました。彼のホームページを見るとYoutube, Twitter, Blog,オンライン寄付機能、全て揃っていて、あぁ、選挙にこれらのツールは当たり前の時代になってきたんだなぁ、と改めて感じます。
このブログの情報源としてよく参照するchange.org の創業者&CEO(27歳)も取材されていて、メディア・新聞についてこんなコメントを寄せています。
「僕は新聞を読まないが十分な情報を得ている。もし重要な情報があれば、情報が僕を見つけてくれるからだ」
その他採用も含めた人材管理、マーケティングのためのヒント、教育者、市民活動家のためのヒントなど、が幅広く書かれていて、「とにかくSNSを使う」、というだけではない、深層部分で深い分析が書かれていて何か大きな変化がおきている予兆を感じることが出来ます。
きちんと読んだ上でまた改めて読後報告したいと思います。
先日行われた「Web 2.0 EXPO 2009」を見ていて”meetup “という会社のCEOスコットさんがコミュニティの力について熱く語っていたので、ご紹介。
何十万人もレイオフがされ、失業率も8%を超えるアメリカで、改めてコミュニティの力、そして特にmeetupの目指すface-to-faceの面と向かった人とのつながりを大切にして、社会をよくしていきましょう!というどちらかというと叫びに近いプレゼンでした。
meetupのミッションはローカルコミュニティを活性化し、社会をよくしましょう、というもので、かつて「Bowling Alone(邦題「孤独なボウリング—米国コミュニティの崩壊と再生」)という社会学の本を読んで、地域のボーイ・スカウトやYMCA、PTA活動が衰退しているということに危機感を持って始められたのがこのmeetup。語学学習やブック・クラブ、音楽等の趣味に関してのグループから政治、ボランティア活動に至るまで幅広いローカル・グループ が世界中で自発的に生まれ、毎日数千ものイベントを簡単に設定しているサイトです。VCからの出資も受け、会員数もここ最近で非常に増えているとのこと。日本ではmixiなどで代替しているとは思うものの、改めて「オフで直接会う!」ことを推奨するこういったサービス、大切なのでは、コミュニティの力を考えるきっかけでした。
音声なしのかわいらしいmeetup紹介動画があるので宜しければ見てみてください。
「コミュニティ・マネジメント」というテーマ、少し掘り下げてみたいと思ってます。
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毎年5月になると、海外大学の卒業スピーチが話題になりますね。以前スタンフォード大学で行われたスティーブ・ジョブズ氏のスピーチ(2005)の時はYoutubeのオリジナル動画だけで現在でも80万回以上、日本語に訳されたものでも20万回以上閲覧され、今でも折に触れて話題にあがることがあるほどです。先日(5/12)ニューヨーク大学で行われたヒラリー・クリントン国務長官のスピーチは、様々な世界的な危機(気候変動、グローバル経済、感染症、核不拡散等)に直面し、就職も楽ではない今の時期だからこそ、市民外交官たれ、市民活動家?(citizen activist)たれ、とパブリック・サービスに取り組むことを推奨してました。印象的だったのは、例としてFacebookやkiva.org等のウェブ・テクノロジーのツールを利用したネットワークを殊更強調していた点です。
スピーチ全文テキストはこちら
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「Web2.0 Expo 2009 」のカンファレンスの中で、とても自然体で、新鮮だったプレゼンテーションがこちら。
海外の開発途上国に旅行したり、NGO/NPOのスタディツアー等に参加したりした時に、ちょっと視点を変え、少しウェブ2.0的なテクノロジーを利用するだけで、誰でもそのストーリーを世界中に配信し、寄付金を集め、写真の展示会まで開催できてしまう、是非そんなことをやってみませんか、というもの。
プレゼンターは写真家・ライターで、「サラーム・ガレージ 」という会社を経営し、海外のNGO/NPOと連携したスタディツアー等のコーディネートをしている方。かつて海外で感じた自分の経験を家族・友人に伝えてもなかなか理解してもらえなかったこと、また現地で取った写真もいきなりカメラを向けたときには不安感を持たせてしまったこと、などを踏まえ、現在の仕事をしているようです。
方法はいたってシンプル。開発途上国のNGOなどを訪問、現地の人と触れあい、見聞きしたこと、例えば村の女の子1人との出会い・エピソードを、ストーリとして帰国後にブログ、フリッカー、Myspace、Facebook、mixiに共有、paypalを使って寄付まで募ってしまう、というもの・・・。
先日、貧困地域の子供達に本、そして学校などを届ける、という活動を行っている団体、ルーム・トゥー・リード の創業者ジョン・ウッド氏のお話を聞く機会がありました。彼は当時マイクロソフトの幹部として働きながら、休暇で訪れたネパールの学校、しかも図書館に本がない学校、の子供達と触れあい、校長先生に「いつか本を持って是非再び訪れてください」、といわれたストーリーが全てのきっかけ、とのお話でした。そのストーリーを友人にメールで送ったところ、なんと本が3000冊も集まり、彼のライフワークとしてマイクロソフト社を辞め、ルーム・トゥー・リードを始めた、とのこと。先日の来日中のチャリティイベントではなんと1日で6500万円の寄付金が集まり、またブックオフとの提携も決まり、普通の生活を送りながら、世界と子供達と繋がる機会を作り出している、という圧巻な方です。
ジョン・ウッドさんのされたことは誰でも出来ることではないなぁ、とは思いつつも、下記のプレゼン(10分程度)を見ると、もしかしたら自分でも何かできるかも・・・という気にさせてくれます。夏休みを控えた大学生、国際NGO団体などで働いている人に是非見ていただけたら、と思った動画です♪(→続く)
以前から気になっていたカンファレンス~「Web 2.0 EXPO 2009 」の動画を偶然発見し、とても興味深かったのででupdate。
「Web 2.0 EXPO 2009」(3/31-4/3, San Fransisco)は、「web 2.0」の概念を提唱したティム・オーライリー氏の会社オーライリー・メディア社とテックウェブ社により企画されている、ウェブ・テクノロジーの近未来を占うような大規模なイベントです。開催後、多くのキーノート・プレゼンテーション動画がウェブにアップされていて、プレゼン資料の多くもウェブで公開されている、という、飛行機に乗って海外に行かなくてもほぼ内容に関してはカバーできるような、そんなカンファレンスです(最近は多いですね)。
さて、なぜこのこのイベントが興味深かったかというと、「ソーシャル・メディア」と呼ばれるようなウェブを最大限活かした技術によっていかに「make a difference」(変化を起す)するか いかに「change the world」(世界を変える)するか、いかに「contribute」(社会貢献)するか、ということを、ビジネス・技術の最先端にいる人々が真剣に、革命家?のように提唱しているところでした。
ティム・オーライリー氏のプレゼンテーションも、web 2.0ブームの仕掛け人として過去5年を振り返りながら、「Web 2.0の本当の意味を実感できる時期を迎えている」とのこと。混迷を極める今の時代に2つのメッセージを提唱していました。
・「The Power of Less」
現在のような経済状態において、限られた規模やコストの枠内で、以前より大きな成果を生み出す方向にテクノロジーを活用するべきというのが同氏の主張。「われわれは世界の困難な問題にムーアの法則を適用する必要がある」とのこと。
例えば、「PatientsLikeMe」という難病をわずらっている方向けの闘病コミュニティサイトを引き合いに出しながら、ALS、パーキンソン病、うつ病など9つのカテゴリーの闘病体験を共有することで、また、症状に対する特定の薬の効果など治療体験を広く共有することで、難病と闘う人たちの手助けをするとともに、新しい治療方法の研究を推進させようとすることを挙げ、これまで医薬品会社が莫大なコストと数年の時間をかけて収集してきた治験データが、より大きな規模で蓄積され、それらを全ての研究者や医師が利用できる、という例を挙げていました。
・「Build a simple system – let it evolve」
もう一点のメッセージは、システムは出来るだけ簡単にして、コミュニティ化、オープンソース化することで集合知を利用しながらより成長・進化を促すことの大切さに触れていました。
特に政府レベルでの様々な行政サービスがSaaS(サービス・アズ・ア・ソフトウェア)と呼ばれるウェブ上のサービスなどをうまく使いコストを抑え、大幅に効率を高めていることにも触れ、オバマ政権がまだフレッシュな気持ちでいれるこの2年間くらいにもっともっと政府の試みにウェブなどの技術を導入する必要がある、と強く訴え、この9月にはGov 2.0 という行政サービスのウェブ技術の利用というテーマに特化したカンファレンスを開催する、とのこと。
話を聞く中で、この世界同時不況がもたらした危機感を、最大限に次の産業復興・開発に向けて、全速力で取り組むことで活かしているんだなぁ、と感じます。(→続く)
オックスフォード大学のSaïd Business School~Skoll Centre for Social Entrepreneurshipのディレクター、パメラ・ハーティガン(Ms. Pamela Hartigan)氏によると、世界中のMBAプログラムにおいて、「massive changing culture of the MBA」が起こっているとのこと。ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビュー記事 が興味深かったので簡単にupdate-
*ちなみにハーディガン氏はかつてスイスのシュワブ財団にて世界中の社会起業家支援プログラムのマネージング・ディレクターであり、英治出版より日本語訳が出版された「クレイジー・パワー」(The Power Of Unreasonable People: How Social Entrepreneurs Create Markets That Change The World.)の著者でもあります。
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