アーカイブ

2009 年 4 月 17 日 のアーカイブ

大学は出たけれど・・・日本と中国の就職戦線

2009 年 4 月 17 日 コメントはありません

今年卒業する中国全土の大学卒業生数は約610万人とのこと。驚異的な倍率、政府も内陸の地方行政府の仕事を斡旋したり、起業する人に補助金を出したり、ここ数年不安が高まっているようです。一方先日発表された日本の2010年卒民間企業就職希望者数は44.7万人、求人倍率は昨年の2.14倍より0.52ポイント下がり1.62倍。雇用、働き方が大きく問われる時代のようですね。

————————————————————————-

目を疑うような数字。中国の大卒生数が今年で610万人(2000年当時は100万人程度で8年で一気に6倍)、そして来年には700万人、2011年には760万人とのこと。
今年の6月には天安門事件がから20年が経ち、学生の中で不安要素が高まっていること等もあり、政府も就職対策に気を遣っているようです。ユニークだと思ったのは、起業する学生に対して5万元(約73万円)の融資が得られたり、学生を雇う企業に対して優遇融資を得られたり、税の優遇措置があるようです。また軍隊に入る人、地方での仕事に就く人は政府から学費が免除される等・・・。また共産党に入党すると就職に有利かもしれない、ということで8%もの学生が共産党員であり(1990年当時は1%程度)、レジュメの一番上に共産党員であることを記入しているとか・・・

日本での大卒求人倍率調査学生に関しては、4月13日にリクルート ワークス研究所発表の調査結果が非常に興味深いです。要点は下記の通り。中国との単純比較は意味を成さないと思うけれど、今年の就活は大変だと思います。本質を見据えたキャリア観を身につけて活動されること、願ってます。

「社会起業家になりたい!」という学生の方が昨今の社会起業家に対してのメディアの熱いまなざしから興味を持つ方は多いと思います。想いは分かるものの、一方で一人の社会人としてのスキルを身につけ、自分が本当に関わっていきたい職業を、会社の規模・ブランドだけでなく、見極めていくことが、言わずもがなですが大切ですよね。このブログの中でもそんなヒントになるような情報・ヒントを折に触れて紹介していけたら、と思っています。お付き合いくださいませ。

・求人倍率は1.62倍と、昨年、一昨年の新卒採用の過熱ぶりに一段落
 学生の民間企業就職希望者44.7万人に対して、民間企業の求人総数は72.5万人に

 来春2010年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象とする大卒求人倍率は、1.62倍となった。
 厳しい経済環境ではあるが、今年の求人倍率は、1996年3月卒(1.08倍)や、2000年3月卒(0.99倍)の就職難とされている時期ほどには、落ち込まない見通しとなった。

<昨年との比較>
 全国の民間企業の求人総数は、昨年の94.8万人から72.5万人への23.5%のマイナスとなった。
 一方、学生の民間企業就職希望者数は、昨年の44.3万人から44.7万人への0.9%のプラスとなった。
 結果、大卒求人倍率は1.62倍となり、昨年の2.14倍より0.52ポイント低下した。

【レファレンス】
The Economist (4/11/2009)
Where will all the students go? / Chinese unemployment 
This year alone, more than 6m new graduates are knocking at the door.

第 26 回ワークス大卒求人倍率調査(2010年卒)
株式会社リクルート ワークス研究所

タグ:

スコール財団の新設100億円ファンド、元グーグル財団ラリー・ブリリアント氏をトップに

2009 年 4 月 17 日 コメントはありません

2005年2月までグーグル財団の「Chief Philanthropy Evangelist」として率いていたラリー・ブリリアント氏がこの度スコール財団が新しく創立した約100億円規模ファンド, 「the Skoll Urgent Threats Fund」の代表に就任。気候変動、核不拡散、水不足、感染症、中東紛争等の緊急性を求められる課題の解決に取り組むとのこと。

“Over the last few years, it has become increasingly apparent that humanity’s failure to address critical issues like climate change and nuclear proliferation aren’t just making these challenges more difficult; they’re putting life on the planet at risk,” said Skoll. “This new organization is designed to make serious headway on these issues by identifying and supporting the most innovative initiatives and solutions out there. I can’t think of anyone better prepared to shape and lead this effort than Larry Brilliant.”

NewYork Times 4/14記事 ”New Foundation Takes Aim at Urgent Threats”
スコール財団プレスリリース

ラリー・ブリリアント氏は元々医師で、非常にユニークな経歴を経てWHO(世界保健機構)インドで天然痘、ポリオ等の撲滅に成功を収め、その後ITベンチャーの起業、財団経営などの経験を経てグーグル財団の立ち上げを行った方。
ラリー・ブリリアント氏

ラリーブリリアント氏関連記事・TEDでのプレゼンテーション動画
Dr. Brilliant Vs. the Devil of Ambition
Talks Larry Brilliant: TED Prize wish: Help stop the next pandemic

タグ: